いないことにされる私たちを読んで

青木美希氏の「いないことにされる私たち」を読了。

他の国は、わからないけれども、わが国日本は、弱者に対して極めて非情な国だということを本書を読んで改めて認識した次第です。

福島第一原発による被害者の方々が、経済的・精神的に追い詰められ、希望が見出せないという現状になんとも言えないやるせなさを覚えます。

だからと言って、何かができるわけでもない自分の無力さを覚えるだけです。

と言って、見過ごすことができないから、ここに思いを書き残しています。

災害等にあったヒトの精神的な痛みは、何十年か後になって現れることがあるとのことです。

 

パワハラって、加害者が被害者に謝罪することで、精神的負担が軽くなるとのこと、しかし福島第一原発事故の加害者である国も東電もこれまで一度も謝罪していないんです。

一度謝罪すると半永久的に責任を負わなければならないという立場に追い込まれることになるから、謝罪しないんでしょうね。

声をあげないと消されてしまうというこの国の問題点は、今に始まった事ではないけれど、SNSによって、かつてよりは改善されてきたのかもしれない。

NHKの番組で一部捏造された報道に関して、訂正のテロップが流れていた。

あれもSNSで声をあげたからだと思うけれど、やはり正式な説明が必要でしょう。

 

公式オリンピック映画監督に相応しい人なんだろうか、疑問符が頭の中を駆け回ってます。

 

 

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