生きがいってなんだろう?

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高齢者の心性は、「孤独」だとのことです。
それは、身近な人たちが徐々に旅立ち、家族と居ても、話が噛み合わないから、話に加われない。
そういう「孤独」な世界が、待っているとのことです。
死期も近づいてきているが、死ぬことは怖くなくなるようですが、死ぬまでの時間が生活できるのだろうかという不安があるとのことです。
確かに、死んでしまえば、もうそこで終わりだから、そこから先のことを考える必要はない。
しかし、それまでの間は、生きていかなければならない。

認知症になれば、徐々にだけれど、認知機能が衰えていき、最終的には、人格が内部崩壊していく。
その間に、肺炎等で死亡する可能性があるのだろうけれど、本人としては、認知機能が低下したという自覚がなくなるから、端で見るより、本人にとっては、不幸感を認識することはないのかなと思ったりする。
今まで、そういう質問を利用者さんに、投げ掛けたことがないから、わからいけれど、どうなんだろう。
と、考えてしまったのは、竹中星郎氏の著書を読んだ影響だ。
高齢者にとっての「生きがい」って、なんだろう。
自分の生きがいって一体、なんだろうと、自問してみたけれど、答えがわからない。