途中下車の旅。

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昨日は、母親の49日の法要と納骨。
天気には恵まれたが、またまた父親の機嫌を損ねた。
それで、今日は早めに家を後にした。
その時も、父親に苦言を言われる。
まぁ、性格が似ているのか、真逆なのか、とにかく私のやることが、気に入らないようだ。
今回は、iPadを始終弄っていることが気に入らないようだ。
「それを持ってくるようなら、来なくていい。
お前に面倒見てもらおうとは思わん。」
この言葉は、母が生前中の時も、よく口にしていた。
あの時は、母が間に入っていたけれど、今はその緩衝材がなくなった。
だが、こちらも父親に気に入られようとは思っていないから、余計に始末が悪い。
お互いが、相手に非があると思っている。

ということで、今日は早めに家を出て、帰ることにした。
となると時間があるので、京都に途中下車をした。
東京までの特急券を買った後に、この特急券では、途中下車できないことを知り、福山駅で、発行し直した。
駅員から、「分断すると高くなりますよ。」と、説明を受けたけれど、京都に立ち寄って帰ろうという気持ちが強かった。
京都見物と言っても、時間的にはかなり制限される。
10年以上前に行った「東福寺の紅葉」をもう一度見てみたいと、京都駅に着いて、東福寺駅まで電車で行く。
前回は、歩くことが主だったので、電車の使い方がわからず、駅の中をウロウロしてしまった。
東福寺駅」から東福寺まで歩く。
10年以上経つとこれほど記憶が薄れるものかと、我ながら驚いた。






前回来た時は、紅葉が綺麗だったとの記憶があったとおり、今はまだ青々としている葉が、色付けば綺麗だろうなぁ。
時期が早かった。
以前のとおり、歩いて京都見物をしてみようと、iPad片手に歩き始める。
泉涌寺という名前の看板に誘われて、泉涌寺に向かう。
ここは、記憶に残っていた。
前回は、さだまさしの楽曲の「鳥辺野」を目指していた時に、立ち寄ったと記憶している。
今調べると、清少納言の歌碑があったとのこと、残念見逃してしまった。
でも、前回は見落としていた悲田院に立ち寄り、母のことを思いながら線香をあげた。


ここから見る京都の風景もいいですね。
坂道を登っていくと、知積院の裏手に出た。
女子大生風の人が、やけに建物中に入っていくなぁと門を見ると、ここは、京都女子大学の校舎でした。
それにしても、高低差のあるところです。
車が通り抜けられないような細い道の先に急な石段があり、それを下りると、急に広い道に出た。
横断歩道を渡ると、大きなお寺があった。
中には入らず、信号のある角には、人が多い。
そこから清水寺に続く茶碗坂という坂道があった。
結構きつい坂道です。
何故か、和服姿の男性・女性が、目立つのですが、地元の人なのでしょうかねぇ。
とにかく坂道を上って、清水寺に到着。



スロープ側を上ると、清水寺に入ることができました。
音羽坂の前には、体力・脚力に自信のない方は、ご遠慮くださいとの掲示があり、確かに急な坂でした。
一番下まで降りて、それから音羽の滝まで上る。
滝の前には、たくさんの人が並んでました。
家族旅行で一度来て、その時、音羽の滝の水を飲んだことがあると、スルーした。
流石に清水寺は、人を寄せ付ける力がある。
清水寺から下る時に、たくさんの観光客と修学旅行生で、なかなか進めない。
平日なのに、駐車場には観光バスと自家用車で満席でした。

結構歩いたのと、肩に食い込む荷物が重たい。
もう少し京都見物をとも思ったけれど、帰ることにした。