[随感日記]休日のはずが…。

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今日は、本来は一週間ぶりの休日のはずだった。
しかし、突然先週末に、次の勤務先と現勤務先の代表者が来て、雇用契約を再締結するとの連絡が入り、全員出勤しろとの口頭通達があったので、午後から出勤する予定だった。

ところが、突然勤務先からの緊急連絡が入った。
昨日まで、決して、元気とは言えないけれど、
車椅子で過ごされていた「某利用者さんが、呼吸していないので救急車を呼びました」との内容だった。
一瞬頭の中が真っ白になった。
それでつい荒げた声で、「脈は取れる?」と聞くが、的外れな回答が返ってくる。
「とにかくすぐ行きます。」と電話を切る。
家族及びケアマネへの連絡の指示を出していないことを思い出したので、ことらから電話して、指示を出した。
駅までの道で、なんとか再生して欲しいと念じながら急いだ。
勤務先到着。
日勤の職員から、「付き添いの職員から、すぐに搬送先の病院に来て欲しい。」との言伝を聞き、搬送先に向かおうとしたところ、付き添いの職員から、
「救急隊員が、利用者さんのサマリーと以前通院していた病院から搬送先の病院に変更になったと、当所の職員から聞いたけれど、搬送先には利用者さんの記録がないが、どういうことか確認して欲しい。」との連絡が入り、サマリーを探すけれど見付からず、病院が変更になったというのは、当所職員の勘違いと伝える。

搬送先病院に到着。
待合室にいた職員から今までの経緯を聞く。
救急車が到着した時には、既に心肺停止状態で、延命処置を行っているとのことだったが、私たちは救急外来に入ることができないため、待合室でご家族が来られるのを待った。
その間に、夜勤担当者に電話して、今朝の状況を再確認したところ、
今朝の7時に起こして、排泄介助を行ったあと、車椅子に移乗させて、30分ぐらいかけて食事介助により完食されたが、その間ゼイゼイとの音がするので、再度布団に横になってもらったところ、ゼイゼイとの音が止まったので、バイタルチェックを行ったところ、38度近い体温だったので、頭と両脇をアイシングしたとのことでした。
日勤担当者が出勤してきたので、引き継ぎを行い、9時10分ぐらいに先ほどの利用者さんに声がけしたところ、モゴモゴと聞き取りにくい声を発せられたとのことでした。
それから、10分後に、日勤担当者が、利用者さんの顔つきがおかしいことに気づき、声かけしても反応がなく、呼吸確認・脈も取れない。
それで、直ぐに救急搬送の依頼をしたとのことでした。

病院到着して、一時間後ぐらいに娘さんのご家族が到着。
ご家族は、救急外来の処置室に入られたが、私たちは入室することができず、今度は都内に通勤している奥さんが来られるのを待った。
30分ぐらいして娘さん家族が外に出て来られた。
救急搬送されてから今までの経緯を説明していただいた。
死因がが特定できないために、警察が関与されるとのことでした。

それから、一時間後に奥さんが来られた。
奥さんは、私たちに「お世話になりました」と言われて、娘さんのご家族と一緒に救急外来に入られた。
それから、30分ぐらい経過して、出て来られた。
先ほどの娘さんの説明とほぼ同内容だった。

それから、かなり待たされて、最寄りの警察の鑑識係の方が3名来られて、これまでの経緯を聞かれたので、わかる範囲で答えた。
「現場写真と死体の発見者等の調書を取りたいので、施設に伺いたいが、車の手配ができないので、もう少し待って欲しい。」と言われて待つこと1時間。
「先に帰って必要書類を揃えておいてください。」と言われて、施設に帰る。
それから待つこと30分。
帰ると、別の利用者さんの容態がおかしいので、その利用者さんのケアマネに連絡して、緊急搬送。
救急車は来たけれど、どこの病院に搬送するかでかなり揉めた。
先ほどの搬送先の病院は、当所の職員の誤情報による搬送があったために、かなり受入先の救急外来の職員から罵声に近い叱責を受けたことが応えたようで、救急隊員の方は、先ほどの受け入れ先の病院ではなく、以前の担当病院に搬送したいとのことで、利用者さんが当所を利用される前にいた施設の近くの病院に搬送することになった。

それから、先ほどの警察の方々が来所され、現場検証と遺体発見者の職員から事情聴取が行われた。
警察の方々が帰られたあと、緊急搬送に付き添った職員から経過報告があった。
それによると、搬送先で診察・検査が終わって、今点滴しているけれど、容態が回復してきたとのことでした。
で、迎えに来て欲しいとのことで、約1時間かけて、搬送先の病院に着いたところ、その病院で検査したところ、利用者さんの脳内に新たな出血が見つかったけれど、もっと専門の病院に転院したほうがいいとのことで
、別の病院に行くことになった。
ここの病院で、また待たされる。
途中救急外来の医師から、利用者さんの現況について説明を受け、最終的には、1・2週間の入院が必要とのことでした。
解放されたのが、21時15分。
それから、来た道を引き返すこと、40分。
施設にたどり着いたのが、22時前。
今日は、1日待たされる日でした。