[随感日記]久しぶりの夜勤。

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今日は。久しぶりの夜勤明けの休日。
休日とは言っても、ついさっきまで仕事をしていたから、休日って感触はないです。
夜勤の連勤ではない分、体はなんとかなるだろうと徹夜もなんとかこなせました。
ところが、新しく入った利用者さん3名の尿失禁には悩まされました。

女性の方は、交通事故で脳挫傷を負い、高次機能障害となり、右半分の視力と聴覚がダメになったとのことです。
4時過ぎ頃、その女性の見回りをしていた時、その方が、布団から外に出ようとされるので、これはトイレだなと、声かけと同時にトイレ誘導を行うのですが、こちらの指示に素直に従っていただけず、
かといって「強制的にトイレ誘導をすると、反抗して噛みつくことがある」
と退院先の病院から申し送りがありましたから、説得するのですが、聞き入れてもらえず、なんとか布団からトイレの前の廊下までお連れしたのですが、我慢しきれなかったようで、なんとも素早い動きで着衣を脱いで半腰で放尿されました。
初めて目にしたそのシーンに驚かされたのと、まぁなんと水浸しにするのかと、ため息が出ました。
布団に入ってから、定期的に寝息とうのチェックをするのですが、ある男性利用者さんは、1回目も2回目も失禁されて着衣まで尿汚染。
その度に、全着衣を着替えてもらいました。
朝食が終わり、あと一時間で解放されるというので、部屋の中を掃除機をかけていると、先程の男性の利用者さんが食卓の椅子から不意に立ち上がったようで、他の利用者さんの叫び声で振り向くと後ろ向きに転倒し、後頭部を打った音がしました。
その方は、歩行が不自由なのに、不意に立ち上がって部屋の中を歩き回って自分の思いと違う箇所があると直して回られるのです。
来所された時から、「転倒するから勝手に動き回らず、職員の手を借りるようにしてください。」と、再三再四お願いし、その時は「わかった」という相槌を打たれるのですが、すぐにまたふっと立ち上がって歩き回られるのです。
転倒した直後は、「後頭部が痛い」との訴えがありましたが、外傷もバイタルも特に問題はなく、言語は不明瞭ですが、大丈夫と言って立ち上がろうとされるので、しばらくの間は、動かないようにしてもらい、往診医に連絡して、状況を説明したところ、「痺れや意識の混濁がなければ、しばらく様子をみてください。」とのことでした。
担当のケアマネは休みだったので、言付けをお願いして、家族にも連絡を入れて、帰路につきました。

で、近くの図書館に行って、何か面白い本はないかと物色し、3冊借りて、帰り道の途中の公園で本ブログを書いていると、携帯が鳴り出しました。
日勤の職員から、「先ほど転倒した利用者さんの昼食を摂って貰っているが、様子がおかしいとのことで、往診医に連絡を入れると、近くの大きな病院の外来に連れて行って欲しいとのことなので、どうしましょうか」とい内容でした。
往診医の指示に従って、通院をお願いしました。