【随感日記】ご冥福を祈ります。
にほんブログ村
二週間ぶりの投稿になってしまいました。
というのは、忙しかったということもありますが、ショッキングなことがあり、精神的にかなり落ち込んでいたということもあります。
それは、利用者さんが亡くなったからです。
確かに、高齢な方でしたが、来所された時は、手引きで歩くことも、ベッドから起き上がることもできたんですけれど、最近は立ち上がることも、手引きで歩くことも困難になってました。
往診の先生は、
「兎に角体を動かしてください。
そうしないと、全く体が動かなくなりますよ。」とのアドバイスでした。
で、ご本人も努力されていたんですけれど、突然の訃報で職員全員未だに受け入れられない状態で、中には夢の中に現れるっていう職員もいます。
戦後は、満州で捕虜となり、ウズベキスタンの方で強制労働に駆り出されて、大変な思いをされ、最近は一年に10回ぐらい手術をしたことを自慢そうに話されていました。
ご冥福を祈ります。
- 島田荘司
- 新潮社
- 1785円
書評