身体が資本の仕事。

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新しく来所された利用者さんが、昼食後に突然「息苦しい。」との訴えられ、ついさっきまで車椅子に毅然と座っておられたのに、まるで風に薙ぎ倒された植物のように首を項垂れてしまった。
SpO2は計測すると、80台ではありませんか。
それですぐに、ご家族に連絡を取ったのですが、「都合がつかない。」との答えでした。
とは言っても、そのままにしておくわけにもいかないです。
で、即近くの病院の救急外来に出向きましたが、保険証も持ち合わせのお金もない状態です。
受付でこれまでの状況を説明して、受付してもらいました。
すぐに、看護士さんが、バイタルチェック及びこれまでの経緯を聞いてくれましたが、バイタルは問題なく、ご本人も大分良くなったとのことです。
でも、これで帰るわけにもいかず、診察をお願いしました。
3時間かかって血液・レントゲン・心電図と検査を行っていただきましたが、特に問題が見つかりません。
昼食を摂り、持病の気管ヘルニアの影響で食べたものが逆流して息苦しくなったのではとのことでした。
この利用者さんは、今朝も排便があったにもかかわらず、レントゲン写真によるとお腹に便がたまっているとのことでした。

その検査中に、事務所から電話が入り、その内容に愕然となりました。
4月から働きはじめた私より3歳年下の職員なんですが、実にこまめに働かれ、見た目は40代でもおかしくない方なのです。
ただ、本人は一時期よりも痩せたとは言いますが、その太鼓腹を見る限り、俄かには信じがたい。
事務所に帰って、本人に確認したところ、
「呂律が回らなくなったら、脳梗塞の予兆と言う情報を持っていたので、あれっと思い、病院に行ってMRI検査したところ、脳梗塞がわかり、入院になりました。」とのことでした。
このところ、職員の発病が続いています。
本当に身体が資本の仕事だから、気を付けないといけないとは思ってはいるのですが…。