【随感日記】生きていく。

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昨日の朝は、利用者さんのケアマネとご家族が来所されて、介護度が上がったために、これからの介護計画を見直しプランの見直しの会議でした。
かつては、かなりテキパキと会話されていたようですが、今は殆ど発語されることもなく、声掛けに対しては、「フフフ」と、笑われるだけです。
先日も先祖の供養のために親戚が集まったとのことですが、その席上においても、ただ笑っておられたとのことです。
傍から見ると、やはり異常な風景だと思いますが、それが唯一外界との窓口なんです。
「でも、童謡を流すと、楽しそうに口ずさまれるんですよ。」と言って、YouTubeを利用してお気に入りの「浜千鳥」を流すといつものように口ずさんでおられました。
それを見た家族とケアマネは、少しばかり驚いておられました。

息子さんが、毎週日曜日には、来所されて近所をグルグルと散歩されているので、脚力は凄いんですよ。
それから、食事の時は、おかずばかり食べて、ご飯を食べていただけないのんです。

生きていくっていうのは、一体どういうことなんだろうと思いながら、きっと生きて行くんだろうなぁ。