忘れ物

今日は、仕事も早く終わりました。
とはいっても、利用者さんが減少傾向にあり、それに並行して仕事量も減少傾向にあり、素直には喜べない状況です。
くよくよしても仕方がないので、早々に事務所をあとにしました。
しばらく歩いていて、ふと気になってカバンの中をゴソゴソと掻き回したところ、やっぱり忘れ物をしたことに気づき、急いで事務所に引き返しました。
忘れ物はありました。

その時に、早く帰宅することばかり考えずに、もう一度他に忘れものはないかなという冷静さをもちあわせていたら、そのあとに控えていた悲劇に遭遇しなかったのですが、後の祭りです。
無事家につき、玄関の鍵を開けようとポケットに手を突っ込んだら、ポケットの中には、自宅の鍵と別の鍵が入ってました。
ポケットから取り出すと、なんと会社の車の鍵でした。
ご利用者さんを自宅に送る時、外が寒いので、私服のジャンパーを上に羽織って行ったんです。
送り終わって、本来であれば、所定の場所に鍵を返さなければいけないのに、それを励行しなかったんです。そして、明日は私は休みですが、新規のご利用者さんの迎えにいかなければならないんです。
ということは、この鍵をその前に返さないといけないということになります。
いま帰ったばかりなのに、これから再度事務所に出向いたら、帰りのバスはあるだろうか、それよりも車で行こうか、しかし家の前の駐車場には、縦列駐車をしていて、息子の車が先頭です。
それで、息子の部屋を見ると、部屋の電気が消えています。
そう言えば、最近睡眠不足の影響か胃が痛いと言っていたことを思い出し、むやみに起こすのも可哀想だなと久々の親心が頭を持ち上げたので、しばらく自転車に乗っていないので、久しぶりに乗ってみようと、自転車にまたがり家を出ました。
流石に12月下旬です。
とにかく、寒いのと吐き出す息で眼鏡が曇って、そこに対向車の車のヘッドランプの光が当たって、前が見えないという不安を感じながら、なんとか無事忘れ物を返しに行ってきました。
今更ながら、この地域の道は、アップダウンが多いです