[隨感日記]妄想または仮想現実

昨日は、週に一度の夜勤でした。
Hさんは、眠前薬を服薬されたあとは、翌朝2時までグッスリと眠っておられました。
このまま朝を迎えられるかなという希望的観測を持ったのですが、2時ごろから急に
「お母ちゃん。」と泣き声で連呼されてました。
何か悪い夢でも見ているようです。
とは言っても、私には手助けすることができないです。

今度は、「引っ張ってくれ。」と哀願されます。
それで、私は、
「どっちに引っ張るの?」と、尋ねると、
「横に引っ張ってくれ。引っ張ってくれないと、死んでしまう。」と。
それで、言われる方向の腕を摩りながら、
「ちゃんと引っ張ってるから大丈夫だよ。」言うと、少し安心されたようですが、
「どうして引っ張るの?」と、尋ねると、
「爺ちゃんが横にいる。」と、何ともミステリアスな仮想現実の世界にいらっしゃるのでしょうか。

なんとも、判断不能です。