[随感日記] 女の老い・男の老いを読んで。
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仕事の関係で、「老い」と書かれたタイトルを見ると、つい手が伸びてしまうようになりました。
今回も、地元の図書館で見つけた本です。
女の老い・男の老い 性差医学の視点から探る (NHKブックス)
- 作者: 田中冨久子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ただ、同書を読んで、日ごろ疑問に思っていた、どうして認知症って女性の方が多いんだろうと言う疑問に「ああなるほどねぇ。」と得心しました。
女性の更年期は、はっきりと
わかりますが、「そのベルの音を聞き逃したばかりに、あるいは聞こえてもここを乗り切ればと我慢してしまった人たちの多くを待ち受けるのは、要介護老人になること」と凄く残酷なことをさらりと書かれてます。
寝たきりになって、介護を受けなければ生きられない65歳以上の要介護者は、2004年の時点で3025万人いて、そのうち72.1%が女性なんだそうです。
これからの老後を楽しく過ごすためには、骨、血管、脳の老化を防ぐことが大切だとのことです。
更年期を迎える女性の皆さんへ。
著者からのメッセージで「更年期のベルが鳴ったらエストロジェン補充を」とのことです。
但し、専門医に相談しながらです。