温もり
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24時間勤務を終えて、勤務先付近の手作りパン屋さんへ向かいます。
こちらのパン屋さんは、終業時間間近になると、半額になるのです。
低所得者にとっては、半額は魅力です。
それに自家製パンということで、なんとなく温かみを感じてしまいます。
今日は、売れきれずに残っていたので、それを買って食べながら帰路につきました。
最寄り駅で降りて、駅前の大きなスーパーを通り抜けて、たそがれ時の公園を抜けると、裁判所と小学校があり、この時間だとひっそりしているのですが、今日は人通りが多い。
路上駐車している車もちらほらと。
小学校の校門には立て看板が立っていて、見ると「盆踊り大会」と書かれています。
そして、校庭にはたくさんの提灯がぶら下がってます。
もう、「盆踊り大会」の季節なんだ。
とはいっても、1ヶ月ばかり早い気もしますが、もうそんな季節なんだと思いながら、歩いていくと国道6号線にぶつかります。
少しばかり疲れた体、それだけじゃなくて少しばかり年齢を重ねた身体には、歩道橋を上るも少しばかり息が切れます。
それで、歩道橋の中間地点でふと立ち止まって、東京方面を見る。
赤いテールランプは、東京を目指し、白と黄色のヘッドライトは、茨城方面を目指してます。
今の時間帯は、少しばかり、茨城方面に向かう車のほうが多いような気がします。
たまには、少しばかり高いところから下界を見るって言うのも、面白いですね。
家々の明かりがつき、そこに暮す人たちの生活があるのかと思うと、なんだか楽しくなってきます。
たとえ、その家庭が、決して幸福ではないにしても、そこに人が住んでいるというだけで、なんだか温もりを感じます。