思い出散歩。

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仕事を終えての帰り道。
たばこ屋さんに寄って、黄昏時の人遠いの途絶えた道をとぼとぼと歩く。
歩きながら、ふと先日旅立ったチーズのことを思い出す。
スーッと忍び込んでくるのです。

そして、人家から漏れてくる明かりを見ながら、高校時代に振られた時のことを思い出した。
今、この時間と地球の上で生きていることは、彼女と同じ時間と空間を共有しているのだから、それだけいいんじゃないかとあの時自分を慰めていたことを、思い出した。
生きていればいつかまた会える可能性がある。
死んでしまえば、もう会うこともできない。

そう考えると、今生きている人たちとの出会いを大切にしなければと思うのだが、それができないのは、なぜなんだろう。
自分の心に素直れなれない、へそ曲がりの自分がいる。

久しぶりによしだたくろうの「LIKE A ROLLING STONE 1970-74」を聴きながら布団に入った。
高校時代に聴いた「今日までそして明日から」から始まる。
そういえばこのギターのコピーしようとしたことを思い出す。
しかし、当時はたくろうのマネがうまい同級生が居て、今思うと嫉妬していたなぁ。
で、人が真似しない「自作自演」を目指していた。

あの時の自分は、どこに向かって走っていたんだろう。
他の人と同じようにと、とりあえず大学進学を目指していた。
浪人した時は、とりあえず大学進学は、教師になるためだと漠然と思っていた。
教育課程を受け、出身の高校で教育実習(世界史)を行い、夏に教職の試験を受験したけれど、見事に不合格。

進路変更で親戚の口利きで、地元に帰れるということで、金融関係の仕事に就いたけれど、地元に帰れるどころか、関東から離れることはなかった。
関西勤務を命じられた時には、家族で移動できる状態でなく、単身赴任。
今思えば、関西の単身勤務は、個人的にはいい思い出だ。
あの時、iPadを持っていたら、毎週のように出歩いていた(1日3万歩を歩くこともあった)ので、その記録が撮れたのに、残念です。