女子高生
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中学か高校時代に、太宰治さんの「女生徒」を読み、なんて当時の女性とは心優しい人なんだろうと憧れを抱いてしまいました。
- 作者: 太宰治,梅佳代
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/05/23
- メディア: 文庫
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毎日利用する通勤バスの駅前のバス停で、たまに女子高生の一塊の群れを作っていることがあります。
特に、雨降りの朝が多いです。
そして、その群れの中に時間的に後から来た一群の群れの友達が、さも当然という顔でその群れの中に入っていきます。
そして、その群れは、バスが来るまでの待ち時間の中で増殖していきます。
その群れの後ろに並んでいる人たちの存在をまったく無視するように。
ここで、後から来た女子高生に対して一言、
「割り込みするんじゃない。きちんと並びなさい。」と、言えれば社会人として見栄えがいいのですが・・・。
できませんでした。
そして、本日のバスの中での女子高生たちの会話を聞いていると、関心があるのは、もっぱら異性のこととアイドルタレントのことのようです。
「昨日、あのグループの○○が、テレビ取材にここに来たみたいよ。
某店で○○がテレビ取材の撮影をしていたのを××が、見かけたってメールを貰ったの。
それで、すぐにそこへ駆けつけて20分ぐらい探したんだけれど、結局見つからなかった。」
「えっ、嘘。
本当に○○だったの。
どうして、教えてくれなかったのよ。
もし逢えたら、伝えたいことがあったのに私。」
「えっ、何を伝えたいの。」
「決まってるじゃない。
『あなたのことを愛してます。』ってことをよ。」
という会話を、別に聞く気はないのですが、彼女たちの話し声は、完全にバスジャックをしてます。
まぁ、アイドルタレントの話であれば、当たり障りがないのですが・・・。
彼氏ができちゃってとか言う話題のときに、「酒を飲んだ」とか「お尻が痛いっておかしいんじゃない。
痛くなるとすれば○骨の方よ。」とか、意味深な単語が耳に飛び込んでくるんです。
朝っぱらからどういう会話をしているんだ。
このバスの中には、あなたたち女子高生だけじゃなくて、男子高校生も居るんだぞと、聞いているこちらの方がつい赤面しそうな内容でした。
ただし、この会話のときは、所々聞き取れない部分がありましたので、もしかしたら私のほうがイメージを膨らませて、幻聴だったかもしれません。