火の鳥
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午前中、自転車に飛び乗って、地元のハローワークへ出向いた。
福祉人材コーナーで紹介状を出してもらう。
午後、今までの明るさから突然の暗転、そして雷の音と激しい風の音。
あっ、雨が降ると、早速外の洗濯物を取り込む。
既に、洗濯物は乾いていた。
と、突然電話がなり出したので、洗濯物をとりあえず取り込んで、急いで受話器を上げる。
受話器の向こうから聞こえてきたのは、知らない声で、
「もしもし、先日ネットから応募していただいた○○社の採用担当の○○です。」
とのこと。
しかし、私には、その企業に応募した記憶がない。
記憶はないのだけれど、相手に失礼なことも言えないので、一応先方の要件を聞く。
聞き終えたところで、徐に、
「すみません、御社の名前をもう一度お願いしたいのですが。」と失礼のないように確認する。
「あっ、すみません。私どもは、応募先の親元にになりまして、先日応募していただいたのは、○○です。」と、聞いて納得。
たしかに、そちらの求人には応募した記憶がある。
そして、応募後なしのつぶてなので、先週末に再確認のメールを送った企業だった。
しかし、その後状況が変わったので、こちらから電話することで一旦電話を切る。
それから、取り込んだ洗濯物を畳む。
昼間は、久しぶりに「国会中継」の一部と再放送のテレビドラマを見る。
そのテレビドラマ終了後に、先日亡くなった「田中好子さん」の葬儀の模様が放映された。
と同時に、先月の末に彼女が録音した声が流れてきた。
それは、とても弱弱しい声でした。
放送されたものは、録音されたものすべてかどうかはわからないけれど、TVで放映された声を聞いた限りでは、まだまだこれからもやりたいことがあったという、この世に対する未練の思いと、今回の震災で被害にあった人たちの手助けをしたいという思いが伝わった。
同じ年代と言うこともあり、なんだか他人事とは思えず、最後に聴いてもらいたいという思いで、これを録音したんだろうけれど、自分だったらと思いを巡らしていたら、何故だか理由もなく、目の前が雲ってしょうがないです。
決して、私は熱烈なキャンディーズファンではなかったけれども、当時の彼女達の歌を聴くと、その頃のことが懐かしく思い出されます。
珍しく、手塚作品に触れることがあり、自分にとって手塚マンガってなんだろうと、考え始めた。
記憶に残っている作品は、実にたくさんある。
「時間よ止まれ」の「ふしぎな少年」、「鉄腕アトム」「マグマ大使」「ビッグX」「W3」「ジャングル大帝レオ」等々。
「火の鳥」に出会ったのは、いつだったかは忘れたけれど、黎明期から最終巻まで読んだ記憶がある。
「ブラックジャック」
とにかく、そのどれもが重たいテーマを持ったものばかりです。
だけど、それがすごく判りやすく頭の中に入ってくるし、手塚さんが言うことは、全面的に間違いがないという安心感と信頼感がある。
それが、私の手塚作品に対する評価です。