[随感日記]名盤では…①

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かつて、都内及び神奈川県に勤務していた頃、地下鉄を利用していた。
そして、時々途中下車して、夜の都内を散歩というか徘徊を趣味にしていた。

ふと、文京区の図書館に立ち寄ったとき、CDの多さにビックリさせられた。
それから、CDの録音に精を出すようになった。
当初は、自分が知っているアーティストのCD録音をしていたが、欲望は抑えられないもので、今まで聞いたことのないアーティストの音楽を漁り始めた。
海図は、最初は敬愛するピーター・バラカンさんのお勧めアーティスト、それから徐々にロック評論家の推薦するCDを集め始めた。

それから、クラシックと呼ばれるジャンルの名盤も集めた。
同じ楽曲、演奏家でも、録音された年代によって評価が異なるということを知ったが、そういうものかと頭、いや耳をスルーした。

そうやって集めたMD(息子から貰ったMD機器で録音したが、今では再生機器がない。
で、職場の元同僚を介して、ネットで携帯MDを購入して、それで聴いている。)

夜間専従の介護の仕事に変わって、割と時間的な余裕があるので、(というか、殆ど家の中のことはしていないのが現状だが)あのときに録音したMDを聴いている。
蒐集当時は倍速で録音して、新しいものを集めることに熱中していて、聴くのはもっぱら昔から好きなアーティストの楽曲ばかりだった。

今回、そのMDを整理していると、蒐集当時は、なんだかの情報に基づいて、録音したのだろうが、一度も聴いたことがないというアルバムがなんと多いことか。
ざっと計算すると、MD400枚以上ある(1枚のMD2倍速で録音すると、CD5枚分ぐらい録音できる。
まぁよく集めたものだと、自分のことながら感心する。
10枚セットで千円ぐらいだったと記憶しているから、これだけでも4万円ぐらい掛かっていることになる。とはいえ、図書館から借りたので、そこは無料だが、そのコストを考えると安いと言える。)

その中で、このアルバムに惹かれてしまった。