警備業務講習会を終えて

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 今日も、空は真っ青な実にいい天気ですが、空気は冷たい。
 だから、裏庭の小さな庭に差し込んでくる太陽の光がよけい暖かく感じます。
 
 本日は、午後から「シルバー人材センター」主催の就業支援講習会に参加してきました。
 今回の講習会は、参加希望者がかなり多くて、申し込みした時点で、既に満席でしたが、昨日キャンセルが出たということで、急遽参加した次第です。
 今回の講習会の参加者は、男性が殆ど(1名女性)で、今まで受講した講習会の中では、皆さんかなり意欲的でした。
 警備業というと、私の記憶では、やはり宇津井健さんがキャップを務めていたTV番組の「ザ・ガードマン」が一番に思い出されます。
 そして、日本の警備業が国内で認められて定着した要因は、なんとこの「ザ・ガードマン」にあるとのことです。
 かつて、日本は「水と安全はタダ」と言われていました。
 そんな日本に、既に米国および英国で歴史があった警備業を昭和36年に初めてベンチャー企業として始められたそうなんですが、これがなかなか根づかなかったようです。
 ところが、「東京オリンピック」の時に、選手村の警備をするために急遽警備員を大増員をしたのですが、オリンピック終了後その大増員した警備員をどうするかという問題が発生して、当初は百貨店・銀行等に無料で警備をさせてもらっていたとのことです。
 たまたま、ある百貨店で、その警備の方を見た方が、これを題材にしたTV映画を作ってみようと考え、出来上がったのが「ザ・ガードマン」なんだそうです。
 そして、「ザ・ガードマン」が人気ドラマになったため、警備の仕事が増加し、現在に至っているとのことです。
 講師の話を聞いていて、実にいろいろな警備があるのだと、「アハ体験」の連続でした。
 とくに、印象に残ったのは、夜間警備の際の一番の恐怖は何だと思いますか。
 との質問を受けたのです、考えたとのは施設内に侵入してきた人間と出会うことかなと思ったのですが、実は心霊現象なんだそうです。
 特に、最近は機械警備(機械を設置して人間の代わりに警備を行なうこと)が広く行なわれるようになってきたそうなのですが、決まった時間の決まった場所で、センサーが作動するそうなのです。
 が、出向いてみてもるとまったく人影はないということが起きるそうなんです。
 判っていても、センサーが作動すると、出向わざるをえないということで、出向くのですが、そこには人影等はないという現象が起きるのだそうです。  
 それから、交通誘導の警備の時の注意点として、「車の動きを見るのではなく、ドライバーの様子を見ろ」というのが鉄則とのことでした。
 ドライバーの中には、ハンドルに本を置いて、読書しながら運転している人、弁当を食べながら運転している人等、まったく前方を見ていない方がいるみたいで、そのために交通誘導の時に警備員さんに追突するという事故があるとのことでした。
 これからは、自動車の動きではなく、ドライバーの動きを注意してみる必要があるなと、これも「アハ体験」です。
 警備業務は、警備業法に定義が定められていて、大きく下記の4つに分類されます。
 施設警備(一号警備業務) 施設または施設内の盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務
 交通誘導警備・雑踏警備(二号警備業務) 車両や人の誘導を行う警備業務 
 貴重品運搬・核燃料物質等危険物運搬警備(三号警備業務)警備輸送を行なう警備業務 
 身辺警備(四号警備) 人の身辺で行なう警備業務
 この警備業務にそれぞれいろいろな物語があり、この業務の奥深さに驚きです。

 仕事の内容は、それ程変わらないと思うのですが、給与の差が違うのは、なぜなんだろうとつい疑問に思ってしまいます。
 同様の質問を講師の方に聞いている方がいましたが、「会社によってちがいますから」と講師は答えていた。
 そうそう、警備業務の仕事を考える時の注意点として、
 通勤状況(職場が点々とするから、継続して通勤できるかどうか)
 交通費(中には給与の中に含むこともあるとのこと)
 30時間の法定研修を受けないといけないようなのですが、それが実施されているかどうか
 その給与が払われないこともあるので要注意
 一番大事なこととして、制服を決められたように着用すること。
 国内において、制服の威力はすごいとのことです。
 確かに、制服姿を見ると、ついその人をその制服に属している人だと信じてしまいます。



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