海浜幕張
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久々にいつもより早い時間に起きて、一つしかないスーツに着替えて最寄の私鉄駅に向かいます。
今日は、実に陽の光の暖かさを感じる朝です。
空も真っ青に晴れ渡って、西の空に白い月が見えます。
私鉄電車の中は、都心とは反対方向のせいか割りとガラガラですが、ここから乗換駅まで2駅と言うことなので、立っていくことにしました。
乗り込んで2駅目の駅で下車して、JR線に乗り換えて、プラットフォームに入ってきた電車に乗り込みました。運よく終着駅が目的地でした。
ジャージを着た男子学生が大きなキャリーバッグを引きずって、乗り込んできました。
そして、先に乗り込んで座っていたジャージ姿の男子学生の前に立ち、話し始めました。
ううん、女子高生同士の会話が聞こえてきたのですが、周りには女子高生はいないのです。
それで、この女子高生の声の主は?とぐるりと見回すと、さっきの男子学生だと思ったのは、女子高生の間違いでした。
いやあ、人を見る目がないと反省です。
着いた所が終着駅の海浜幕張駅です。
この都市に来るたびに、(といっても、長男が小学生の頃にゲームソフトの発表会に来てからだから、10年以上も前のこと以来になるんですけど)思うのは、なんてこの都市は、人工的で無機質でそして近未来的なんだろうということです。
たしかに、町並みは、整然として清潔そうで狭苦しさを感じない都市だとは思うのですが、いまひとつなんか馴染めないなぁというのが、この都市の私の感想です。
幕張メッセ側の出口を出て、斜め横の高いビルが今日の目的地です。
予定の時間まで、まだ多少空いた時間ありますから、駅前近くを少しブラブラと探索してみようと思い歩き始めました。
歩いている途中から、喫煙の欲求がムクムクと頭を持ち上げだしたのですが、見回すと「路上禁煙」のポスターが張り出されていて、喫煙場所が全然見当たらないのです。
灰皿を探して、ぐるぐるとビルの周りを回り、高台から見たほうが早いかなと2階の通路を歩いていると、目的地のビルの1階の角にスーツを着た中年男性の一団が日向ぼっこしているのが目に止まりました。
よく目を凝らして、じっと見るとその中年男性たちの指には煙草の煙が立ち上がっています。
目的地発見とその場所に行ってみると、そこにはビルの中と外に喫煙場所がありました。
私は、ビルの中の喫煙場所に入ろうとしたところ、喫煙ルームは、なぜだか「男女兼用喫煙ルーム」と「女性専用喫煙ルーム」とがありました。
男女兼用喫煙ルームで煙草を一服すると、予定時間には少し速かったのですが、目的地へと向うことにしました。
そのビルの要件は、昼前に終わりました。
来年早々ここに再度来ることができればいいなぁと思いながら、朝来た道を引き返しました。
行き帰りの電車の中で読んでいたのがこの本です。
読了はまだですが、ここに書かれていることが事実であるとすれば、いかにマスコミに私たちは誘導されていたのかということを知りました。
記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 (小学館101新書)
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