〔随感日記〕 今年最後の応募

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昨晩遅くというか今日の明け方まで、本を読んでました。
 昨日、電車の中で読んでいた上杉隆著「記者クラブ崩壊」を読み上げ、それから今年の初めから世間を賑わせている電子書籍に関する本です。
 

電子書籍奮戦記

電子書籍奮戦記

 こちらの本は、著者がこれまで歩んできた半生記を電子書籍をテーマにして、どのように関わってきたかの記録です。
 まず、冒頭に佐野眞一さんの著書「だから、君に、贈る」から
 「(前略)大事なのは、自分だけの視点をもつことだよ、みんながこういう視点を持つから自分もというのじゃダメだよ。」と引用し「何を見るにもしても視点は一つではありません。自分だけの視点を持つ事は、デジタル時代の出版のあり方を考える上でも、非常に重要です。」
 それから出版本来の役割とは、「多種多様な内容のものを世に送り出すこと」と定義し、電子出版は「小さなものが手を結ぶことによって、計り知れない可能性を突きつけていく実験の場」であると主張しています。

 この本からは、電子書籍の歴史を垣間見ることができます。
 また、著者が、電子書籍に直接関わりを持つようになったボブ・スタインさんとの出逢いから現在までの経緯や、著者が敬意の気持ちを抱くブルースター・ケールさんのこととか、アメリカでは「コミックス・コード」により、大人が読みたいようなコミックがアングラ化してたために、日本のアニメが台頭していく余地ができあがったのだろうとか、いろいろと今まで知らなかった裏舞台が楽しめます。
 今後の出版社に対する課題と希望を最後に書いています。
 「小さなもののためのメディアという出版本来のあり方を取り戻すべきです。」
 「パブリッシングの元々の意味は、私的な意見を、表に立って堂々と発表することです。(略)出版社は、紙の本を作るから出版社なのではなく、出版本来の意味で、出版行為を行うからこそ、出版社なのです。」その後、堂々と意見を発表するための環境整備が必要で、「電子出版は、出版本来のあるべき姿を、私たち自身の手に取り戻す手段だと私は信じています。」と結ばれています。
 著者の電子書籍に対する情熱をひしひしと感じた次第です。


 そして、今朝はいつものネットによるハローワークの求人検索を行ったところ、探していた求人を発見、すぐに着替えて、顔も洗わずに自転車に跨り、冷たく顔に当たる風に少し及び腰になりながらも、必死に自転車のペダルを漕ぎ、ハローワークに到着。
 即、検索君の前に陣取り、お目当ての求人票をコピーして、担当のキャリア・コンサルタントの階へ向かいました。
 ところが、担当のキャリア・コンサルタントの方は、本日から年明けの4日までの休暇に入られたとのことで、代理の方に紹介状の交付をお願いしました。
 そして、その代理の方に「この求人の応募は年内の方がいいんですかね?」と尋ねたところ、「その方がいいでしょう。」との予想通りの回答だったので、すぐに家に戻りました。
 家に戻ると、相方から激怒の歓迎を受けてしまいました。
 起きてすぐに、コーヒーを飲もうと湯を沸かしていたのですが、それをわすれて家を飛び出してしまったのです。
 「すみません。」と謝りましたが、怒りはなかなかおさまりません。
 相方が言うことは、すべて正論です。
 仰るとおりです。
 かと言って、こちらが反論できる立場じゃないことは、火を見るより明らか。
 既に、ガスの火は相方の手で消されていましたが、とにかく雷が遠ざかるのをただ待つ幼子のように、息を潜めながら、応募書類の作成に費やしました。
 やっと、雷が遠ざかっていきました。
 出来上がった書類を封筒に入れ、今度は近くの郵便局へとまた自転車で向かいました。
 午前中までで、結構動き回りました。 
 フ〜ッ。


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