水五則・水五訓

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 「水五則」「水五訓」って知ってますか?
 今読んでいるこの本の中にこの言葉が記載されているのですが、作者は黒田如水と書かれているのです。

経済成長という病 (講談社現代新書)

経済成長という病 (講談社現代新書)

 ところが、私が住んでいる町の近くを流れている江戸川沿い土手の上に、「水五訓」の立看板が立っているのですが、その立看板には、作者は江戸城を作ったといわれる太田道灌と書かれていたと記憶していたので、どちらが正しいのだろうと、ネットで検索すると、もっとおもしろい情報を見つけました。
 それは、高島俊男さんの「新・お言葉ですが・・・」です。
 http://web.soshisha.com/archives/word/2007_0419.php
 これによると、どちらも違うということになります。
 実に、詳細に調査された経緯が書かれています。
 きっと、高島さんが調べられた内容が、正しいのかなと思います。

(参考)

  江戸川の立看板「水五則」(太田道灌作)
 一.自ら活動して他を動かしむるは水なり
 ニ.常に己の進路を求めて止まざるは水なり
 三.障害に逢い激しく且努力を百倍し得るは水なり
 四.自ら勧奨して他の汚れを洗い清濁併せて容るるの量あるは水なり
 五.洋々として大洋を満たし発しては蒸気となり雲となり雪と変し霰と化し凝しては玲瓏たる鏡となる
   而して其の性を失はまざしは水なり



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