電車の中で 2

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携帯電話(以後、ケータイと表記します)は、現代人の必須アイテムになってますよね。
昨日も、いつものハローワーク(ブログ仲間では、『ハロワ』)に雇用保険を頂くための『失業認定申告書』を提出に行ってきました。
提出してからOKが出て、次回の『失業認定申告書』を頂くまでの間、提出した人が1室に集められ、自分の名前を呼ばれるまで大体30分くらい待たされるんです。
その間の待っている人たちの行動を観察していると、圧倒的に多いのがケータイチェックですね。(私の場合、ほとんどケータイを見ないので実態の程はわからないので、目の前で展開しているケータイを見ている人たちの具体的内容はわかりません。)
それから、ボケッと手持ち無沙汰に座っている。
熟練者は、椅子に座るとおもむろにカバンから本を出して、読み始めてます。
ことほどさように、ケータイは持て余した時間のよき友人になっているんではないかと思います。
前置きは、これ程にしまして、昨日の続きのエピソード2を書きます。


EPISODE 2
昨日の若い女性の一言に対して、色々と受け取り方があるということが分かりました。
確かに機転の一言も考えられますが、あの若い女性の態度と声は、相当心の中で葛藤された上での一言だったという印象を受けました。
でも、本当のところはわかりません。

本日は、通勤途中の出来事です。
途中駅から、よく乗り込まれる一人の年配の男性がいます。
いつも杖をついていらっしゃるので、どこか身体が不自由なんだと思います。
その方が、乗り込まれると、まァ年配でもあり身体も不自由ですから、優先席に座ります。
そして、回りを見回すして、ケータイを片手に持っている人を見つけると、
「優先席の周りで、携帯電話を使っている人は、すぐにスイッチを切って下さい。」と割と大きな声で注意が始まります。
初めてその声を時は、言われている内容は至極当然のことですけど、なかなか出来ないことを実践されているなと感心しました。
その年配の男性の一声で、大概の人は、今まで使っていたケータイをポケットかカバンに入れます。
時には、イヤホンをつけて音楽を聴きながら、ケータイを見ている人がいます。
きっと、年配の男性の声は届いていると思うのですが、聞こえないふりをしている方がいます。
そうすると、その年配の男性は、杖を使ってその人にコンタクトを取り、先ほどの注意を与えます。
その場合、すぐに止める方もいれば、ムッとした顔をして、その優先席付近から離れて、別の場所へ移動する方と対応はさまざまです。
まぁ、この方が乗ってこられると、これが日課です。
そうなりますと、熟練者と新参者との行動の違いが出てきます。
熟練者は、その方が乗り込んでこられると、そそくさと今まで使っていたケータイをしまいこみます。
新参者は、この年配の男性の方の餌食になります。
ある新参者のおばさんの言い訳は「時間を確認していただけじゃないですか。」と、しかし、その年配男性には、その言い訳は通じません。
「ここは、優先席だから、ケータイは使用禁止なんだ。」の一言です。

あるとき、いつものようにその年配者が、いつものように優先席に座り、周囲をぐるりと見回し、ケータイを片手にしている人を見ると、いつものように割と大きな声でいつものように注意をします。
その隣に座っていた若い女性が(今回も若い女性なのですが)、
「ここは公共の場ですから、大きな声を出すのは止めて下さい。」と一声。
その一声で、その年配の男性は、一瞬『なにをこのガキが!』みたいな苦虫を噛み潰した顔をしていました。
その日は、その後から乗り込んできた新参者に対し、杖を使って新参者にコンタクトを取り、普通の声で注意を与えていました。

その後も、この年配の男性が乗ってこられると、いつものように優先席に座り、周囲をぐるりと見回して、ケータイを使っている人を見つけると、いつものように割と大きな声で注意を与えてます。
いまも、まだ元気で、ケータイ見回りやってるかな?

だけど、優先席では、ケータイはもちろんのこと、イヤホンで音楽聴くのも、電子機器を使うのも本来は、よくないんだけどなぁと勇気ある一言が言えずにいます。


つづく。
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