生徒会長になる。 トット君6

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トット君が、高校2年生の時、学園祭のクラス責任者に選ばれました。
でも、トット君はその自覚がありません。
それで、学園祭の全校準備ミーティングをすっぽかしてしまいました。
そのため、トット君は不在判決で、全校の学園祭委員長に選ばれてしまいました。
前学園祭委員長がトット君の教室に来て、
「おまえが、委員長に選出されたのだから、任務を遂行しろ。」みたいなことを言われたトット君は、
「勝手に決めておいて、何言ってるんだ。」と、反論をしたのです。
「第1回目に出席しないお前が悪い。」みたいな追求を受け、止むを得ずトット君は、引き受けざるを得ないことになりました。
何事もなく、トット君は、その学園祭を終わる事ができました。
実際は、誰もやり手がなくて、いやいや引き受けたのですが。

ところが、それが機縁となって、トット君は生徒会の人たちと人的つながりができてしまいました。
それで、トット君は、その生徒会の人たちから、次年度の生徒会長に立候補して下さいという依頼を受けざるを得なくなってしまったのでした。
とにかく、3無主義とか4無主義とか言われた世代なので、誰も生徒会に見向きもしません。
トット君も、本音ではめんどくさいことはしたくなかったのです。
クラスの同級生からは、「やっぱり、おかしな奴だ。」みたいな視線はありました。

人と人とのしがらみに巻き込まれ、立候補する羽目になりました。
トット君以外立候補者はいないのですから、信任か不信任の二者択一です。
当然、他の人は、自分に迷惑が及ばなければ誰が立候補しようが関係ないっていう時代でした。
今も、そうなんでしょうか。
それとも、良くなってるのでしょうか。

それで、トット君は、一応全校生徒の信任(?)を受けて、憧れの生徒会長になりました。




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