[随感日記]不思議な出会い。

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夜勤4連勤明けの昨日は、家に帰ってから、ボーッとしていた。
そして、今日は休み。
早く起きて、延滞している本を県立図書館に返却する予定だった。

だが、目が覚めたのは、なんと正午過ぎ。
気持ち的には、そうでないと思っても、肉体的には、結構疲労が溜まっているようだ。
当初の予定をかなり過ぎたけれど、1時過ぎに家を出て、県立図書館には、2時過ぎに到着。
延滞している本を返却して、仕事に関係する本は何かないかと探して、面白そうな本を見つけた。
それから、昨日読み終えた本の参考文書(「機密解禁文書にみる日米同盟」)も借りて、図書館の外にある喫煙

所のベンチに座って、タバコを吸いながら、先ほど借りた本を読んでいると、突然隣に座った男性から、
「眼鏡なしで、その時読めるんですねぇ。私は、眼鏡がないと…」と、声をかけられた。
最初のうちは、曖昧に返事をしていたのだが、そのうち身の上話を聞いていくうちに、つい先方の「この年になると、仕事がなくて、生活するのが苦しくて…」という話に、自分の体験も加わって、先方の話を聞き始めた。

当初は、親戚の家で自動車整備工をしていたのだが、賃金が低い割に仕事がきついので、気分転換に釣りに行ったとき、たまたま隣にいた男性にその話をしたら、「飛行機の整備工を探していたところだから、明日面接に来い。」と言われて、翌日飛行場に行き、面接と実地試験を行ったところ、合格。
「明日から働いてくれ。」と言われたが、「住むところがない」と言うと、「社員寮が空いているので、そこに入ればいい。生活必需品は、総務に行って買ってもらえ。」と、トントン拍子にことが運んだとのことです。
隣で釣りをしていた人は、某航空会社の整備部長だったとのことです。
それから18年間順調に仕事を続けていたのですが、当時の直属の部長が、仕事ができすぎると、上層部から疎まれ、関西地区に単身赴任の辞令が出た。
単身赴任先には、上層部の役職者の手のついたかなり美人の秘書がいて、その美人秘書に手を出して、その長さんは、退職に追い込まれたとのことです。
その現場写真もあったとのことですから、いわゆる「ハニートラップ」でしょうか。
まるで、内幕物の経済小説のような話が、実際にあるものなんだなぁと、話半分で聞いていました。
その部長の失脚の煽りもあってか、その方に、突然の異動話。
ちょうど、イラク戦争が勃発した時、会社から「イラク方面の異動話」。
米軍の航空機の整備なのですが、空母の中で行う仕事だったそうです。
ご本人は、あまり乗り気ではなかったようですが、上からの指示もあって、一応手を挙げたそうです。
が、その後、移動に際しての注意事項として、炭疽菌爆弾とか、戦時に関わるビデオを見て、とてもじゃないけど、行かないと拒否したところ、退職になったとのことです。
その後、米軍基地とか色々と仕事をされたそうですが、今はアルバイト生活。
でも、既に米軍関係および国内の航空会社の面接試験は、合格となっているけれど、採用待ちとのことです。

その方の話を聞いているうちに、辺りは薄暗くなってきて、時計台の時計は、17時過ぎ。
なんと、3時間近くその方の話しを聞いていました。
飛行機の整備士として、全世界をめぐり、一般人が入れない場所(エリア51)には入ったり、金髪女性とのアバンギャルドな夜を過ごしたり、スラム街を友人の黒人男性2名の護衛を伴って散策したりと、結構楽しんでこられたようです。
今の
で、今の生活に不満があり、そのガス抜きとして、誰かに話を聞いてもらいたかったようです。

まだまだ、信じられないような話を、たくさん聞きましたが、驚いたのは、
・ある米軍の関係者の噂話として、「広島に投下された原爆は、1個ではなかった。」という話です。
その他には、
・「エリア51には、エリアンがいる。」
・「アメリカの銃乱発事件は、頻繁に起きていて、死者が10名以上にならないと取り上げられない。」
・スラム街では、野犬等が、銃の試し射ちで、殺されている。
・アフリカには、トイレがないから、草原で排尿・排便をしている。
等々