[随感日記]長生きするのは、悪いことなのか?

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この業界に入って、常日頃思っていたこと、それは
「長生きするのは、悪いことなのか?」ってことです。
昨日紹介した本では、「長生きするのは、罪なのか?」というキャッチフレーズでしたが、罪までは言い過ぎではないかと思うのです。
一生懸命働いてマイホームを持ち、老後は家族に囲まれてというささやかな夢を持って生きてきて、その老後にたどり着いた時には、子供たちは、自分の家族を持ち独立。
配偶者は、脳梗塞で半身不随となって、入院。
自分は、認知症を患い、一人暮らしができなくなり、近くに住む娘は、自分の仕事を抱えているから、
日常の介護はできないからと、お泊まり付きのデイサービスに預ける。
やむを得ない選択だと思います。

子供たちは成人して独立。
母親は、脳梗塞から認知症となり、日常のコミュニケーション等が、うまくいかなくなり、在宅介護が難しいので、特別養護老人ホームに申し込みをする。
なかなか順番が回ってこないから、その間、やむを得ず、お泊まり付きのデイサービスに預ける。

ところが、この業界は、客観的に見ると、いろいろと問題点を含んでいると思います。
設備環境、働く職員のスキル・意識等、決していい評価を得られるものではないと思います。
でも、高齢者の方に対する思いは、一般の人よりかは強いのではないかと思います。