劣悪。

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昨朝の新聞の第一面に、なんと自分の職場(記事の職場ではありませんが、似たような環境です)についての記事があり、新聞記者から見ると「劣悪な環境」と評されるのだなぁと、嘆息。
実態は、記事に書かれている内容の通りではある。
確かに、決してプライバシーが尊重されているとは言い難いし、人権が尊重されているとも言えないのは、確かだ。
しかし、現実には、介護が必要な人が尊重されている社会とも言い難いから、記事のような施設の需要もあるのも現実だ。
記事に書かれているように、職員の介護に関する教育・研修が不十分だという指摘も、その通りだ。
しかし、夜は汚物の処理をしないってことはない。
3時間間隔で褥瘡ができないように体位変換や、排泄の処理をしている。
介護が必要な人が全て特別養護老人ホームに入所できれば、いいのかというとそうでもないようだ。
特別養護老人ホームに勤務していた人の話だと、一人が受け持つ利用者さんの人数が多いた、ほとんど機会的な対応になってしまい、小規模通所介護の方が、一人当たりの受け持ち人数が少ないので、より親密な関係を構築することができるようだ。

認知のある利用者さんが、「帰りたい」って言葉(帰宅願望)の中には、今の家ではなく、過去自分が住んでいた家に帰りたいっていう意味も含むようで、自分の家にいても「帰りたい。」と訴えられることがある。
もっと認知が進むと、自分の思いを全く口にされないから、何を考えているのか、全く外見からは、わからないってことになり、徐々に自分の体をコントロールできなくなるようです。

まぁ、劣悪な職場であることは、間違いないと思います。
そんな劣悪な職場で働いている自分は、劣悪な人間ってことかな。