休日には音楽を。

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
今日は、少し寒い(この部屋が寒いのかな?)けれど、実にいい天気です。
そして、今日は信じられなことだとは思うけれど、今年2回目の休日なんです。
2週間以上無休の休み。
久しぶりに「はっぴいえんど」の通称『ゆで麺』を聴いてます。

はっぴいえんど

はっぴいえんど

大瀧詠一さんの「春よ来い」。
家を飛び出すなんて言葉に憧れたりした時代だったかな。
「かくれんぼ」。
実に、いいです。
このアルバムが、大瀧詠一さんの初体験です。
それから、ナイアガラシリーズに続き、「ア ロングバーケーション」「イーチ・タイム」へと続く。
リアルタイムでは聴くことができなかったけれど、ネットの動画で「ポップス伝」を聴き、大瀧さんの音楽等の情報量に圧倒させられました。
本当に、多方面にアンテナを伸ばして、自分のものにされている。
実に、惜しい方を亡くしたのだと、再確認してます。

私にとっては、やはり2枚目の「風街ろまん」の方をよく聴いてました。

風街ろまん

風街ろまん

大阪万博の時に初めて、大阪・東京に出会った時のことが、松本隆さんの歌詞にインスパイアーされて、郷愁じみたものを感じてました。
自分としては、京都止まりだったのに、東京に出てくることとなり、就職後は地元に帰る予定だったのに、何の因果か、都会に舞い戻り、それから住みついてしまった。

このアルバムを作った時のはっぴいえんどのメンバーは、20代前半で、ギターの鈴木茂さんて10代だったんだ。
「風街ろまん」の細野さんの曲っていいですね。
まるで、ジェームス・テイラーのようなギターフレーズに渋めの声がマッチしてます。
「夏なんです。」は、まるで自分の記憶の中のことを歌われているような妙な懐かしさを当時も今も感じることができます。
この「はっぴいえんど」のアルバムと庄司薫さんシリーズ(まだ「僕の大好きな青髭」は、未完成)が、オーバーラップして田舎暮らしの私に憧れの大東京というイメージを植え付けたのかもしれない。
今思えば。
確かに、当時の地元では、なかなか手に入れることができない情報が、都会では手に入れ易いのだと思っていた。
でも、今では、ネットと繋がっていて、それに近くに図書館があれば、大抵の情報は入手できる便利な時代になったものです。
それと、お金さえあれば、お取り寄せのできる本当に便利な時代になったものです。

でも、そういう世界と全く無縁の人たちがいることも、忘れてはいけない。