思えば遠くへ来たもんだ。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
 希望退職をしたときは、漠然と社会福祉関係の仕事に就きたいという思いと、前職に近い仕事をという職探しをしてきたけれど、最終的には福祉関係の仕事に就いた。
 そして、福祉関係の仕事に就いて、約3ヶ月が経過して、とくに介護関係の仕事内容は、ネットおよび書物で情報としては、そこそこわかってたつもりですが、実際経験してみるとやはり違います。
 特に、今の仕事は、ご利用者さんと家族との関係が深く関わってきます。
 今回、お会いしたご利用者さんは、子供たちは成人して都会に出て行き、老夫婦の田舎暮らしだったのですが、連れ合いの死亡により、一人暮らしをすることとなりましたが、日常生活が自立して営めないため、都会に住んでいる子供達が、呼び寄せたけれど、仕事の関係で世話ができないとのことで、利用され始められました。
 う〜ん、実に身につまされるシチュエーションです。
 田舎に住んでいる両親は、現在は元気に暮らしているようだが、今後の展開はどうなるかはわからないけれど、確実に両親は死んでしまうということです。
 もしかしたら、私のほうが先に行く可能性もないわけではないですが、確率的には両親の方が早いですよね。
 その時、どうしようという思いは、かなり前からありますが、そのことについて両親と話したことはありません。
 そりゃあそうですよね、どちらかが死ぬってことを話題にすることはなかなか難しいです。
 ただ、以前父親が、
 「もし、わしが死んだら、わしの骨を海に捨ててくれ。」と、投げやり的でどこか悲しい口調で言い放ったことがありました。

 それから、再就職活動をしていたときに、田舎から電話が掛かって来て、現況報告として、なかなか再就職できないと愚痴ぽく言ったとき、
 「わしももう長くないけん、今のうちに一度帰ってこい。」と言われて、すぐに帰るって言葉は出てきませんでした。

 そして、再就職して、なかなか思うように連休が取れない現状です。
 あの時に一回帰っておけばよかったなんていう言葉は使いたくないです。
 
 


下記のブログランキングに参加してます。
気が向いたらで結構ですが、ご協力を。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ