タンパク質が異常に多いと
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「タンパク質が足りないよ」って、かなり昔に聞いたことのあるコマーシャルを思い出してしまいました。
唐突に何のこと?と頭の中に?マークが点灯したでしょうか。
何のことかといいマスト、先日紹介した飯島裕一・佐古泰司著「認知症の正体」を読み終えたからです。
ふつう病気は、「治す」病だと思いますが、「認知症」は「緩和する」病だそうです。
というのは、現時点では「認知症」を完全に治せるような薬も、治せる治療法もないからです。
通常の医学の目的は、「治療」ですよね。
でも、認知症は症状の緩和しかないとのことです。
そして、その認知症なのですが、この病気は、正常に発達した知能が加齢により持続的に低下していく病気の総体的な名称です。
そしてわが国において、最も原因として多いのは「アルツハイマー病」で、それから「脳血管性認知症」、「レビー小体型認知症」だそうです。
そしてこの「アルツハイマー病」なのですが、若いときには体の中で活躍したタンパク質が、年を取ることによって脳細胞の中で異常に増加、蓄積して病気を起こすのだそうです。
それで、冒頭のコマーシャルソングを思い出したというわけです。
タンパク質というのは、体にいいものだと思っていたのですが、ある時期から今度は体にとって毒になってしまうという不思議さと怖さに唖然としています。
予防策としては、緑黄色野菜を体に取り入れることと、適度な運動を行うこと、それから生活習慣病にならないように健康管理を行うことです。
その中に、喫煙という言葉が登場してくるのです。
確かに、頭では決して体にとっては良くないんだということは、十二分に認識してはいるのですが、つい手が伸びてしまうのです