機械が、人間の仕事を奪っていく
- 作者: 新井紀子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2010/12/22
- メディア: 単行本
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本のタイトルに惹かれて、地元の図書館から借り出した1冊です。
私達の生活を便利に楽にするために、先人たちが心血を注いで発明し作ってきた機械が、それまで従事してた人たちの仕事を奪っていき、その仕事に追われた人たちは失職していく。
そういうことがいままでは、肉体労働で頻繁にはっせいしてきました。
今度は、コンピュータが頭脳労働といわれるホワイトカラーの仕事に踏み込んできて、そこで働く人たちの仕事を奪っていくという内容です。
そこで、肝腎のコンピュータができる仕事とできない仕事を説き明かし、これから人間にしかできない仕事は何かという展開です。
人間にできてコンピュータにできない仕事があり、開発費用をかけるより安い人件費でまかなうことができ、既に、人件費の安い地域でもう始まっているとのことです。
これからの再就職を考える上で、色々と考えさせられる一書となりました。