私は、ここに。
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昨夜家族でＴＶを見ていたとこら、あの松岡正剛さんが出演してました。
そこで、読書法の伝授をしていました。
なんと今までに６〜７万冊の本を読了されているとのこと、それも最低２回は読んでいるということですから、１２〜１４万冊は読んでいるということになるんでしょうか。
その差２万冊あります。
その２万冊どころかその半分も読んでいません。
本当の本好きというのは、そういうことなんでしょう。
すごい人がいるもんだと改めて感心しました。
ところが、松岡さんの本の中には、自分よりもっとすごい人がいると言われてましたから、想像を絶する世界です。
しかし、それだけ読んでもきっとすべて記憶できるもんではだいろうと、つい凡人の私は僻み根性丸出し、実に自分の器の小さい自分に我ながら情けない。
でも、改めて人間ってすごい動物なんだと感心します。
一体、人間は今までどのくらいの文字情報を残してきたんだろうかと想像するとそれだけで私の頭の中はパンクしてしまいます。
だけど、誰の目にも触れられることもなく、消え去った文字情報たち、今もどこかの土蔵とかに埋もれている文字情報たちもあるんだろうな。
そういう文字情報を残した人たちが、忘れ去られたように。
でも、それに懲りずことなく、沢山の人たちが文字情報を私のようにセッセセッセと残している。
きっと、それは誰かに私はここに生きているって事を知ってもらいたいってことなんだろう。
さだまさしさんの「奇跡」です。
心に響いてくる歌だと思います。
