今週のお題「ついつい集めてしまうもの」
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「ついつい集めてしまうもの」というものは、私の場合というか、皆さんも同じだと思うのですが、原則自分が「おもしろいと思うもの」です。
ですから、成長するにしたがって、対象物が変わってきています。
小学校の低学年の時に、興味を持っていたのは、「グリコのおまけ類」です。
とにかくグリコのキャラメルよりもその玩具に関心がありますから、集めました。
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- 発売日: 1992/11/01
- メディア: 単行本
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ネットを調べると、下記のホームページがありました。
http://www.glico.co.jp/kinenkan/omocha/omocha6.htm
かなり、古い歴史のあるものなんだと、またまた「アハ体験」です。
でも、あの銀色のブリキ箱一杯にあったおもちゃは、どこかに置き忘れてしまい、その記憶を思い出せません。
小学校高学年になると「マンガ本」に関心をもち、これは友人を介して読み漁りましたが、集めるだけの経済的余裕はありませんでした。
中学校から社会人になるまでは、音楽に関心を持つようになり、ラジオから流れてくる音楽を聴き漁り、それをカセット・テープに録音してました。だから、この時期は、カセット・テープとアナログのレコードを集めていたということになります。
傍らで、小学校時代からの関心の対象である読書、その時その時に関心を持った文筆家さんの本を買って集めてました。
記憶に残っている本は、学級文庫の本棚にあった子供用にアレンジされた「滝沢馬琴作『南総里見八犬伝』、『プルターク英雄伝』」
それから、中学校時代に始めて地元の本屋さんで買った文庫版の「芥川龍之介」「太宰治」の作品および中学校の先生から借りた白土三平さんの「カムイ伝」を皮切りに、自分の嗅覚を頼りに色々と漁ってきました。
- 作者: 白土三平
- 出版社/メーカー: 小学館
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「日本庭園」と高野悦子さんの「二十歳の原点」などの影響を受けて、京都で暮らしてみたいと挑戦したけれど、たどり着いたのが東京の学生寮でした。
社会人になってからは、経済的なゆとりが学生時代より多少できましたが、今度は逆に自分の時間を持てる余裕がなくなって来て、そのうち子供ができると、その頃はやり始めていたビデオカメラ片手に子供たちの記録を映像に残す。
そうやって集めていたのは、子供たちの成長をビデオカメラの目を通して、記録して残しったアナログのビデオテープです。
子供たちの成長につれてと、技術がの進歩して、でアナログのビデオカメラはなくなり、今はデジタル化されてしまいましった。
当初、買い集めていた本は、部屋のスペースの関係でいまはやめたけれど、多少借り出しに時間がかかるというデメリットはありますが、図書館を利用すれば事足りまする。
そうやって、私が時代時代に関心を持って集めてきたもの大体が、この四角画面の向こうのデジタルの世界の中に集められていまする。
そして、今ある本も電子化されていけば、今まで興味を持って集めてきたものは、この四角い画面の向こう側に揃ってしまいます。
なんだか、うれしいようなむなしいような、なんともいえない気持ちですだ。