今週のお題「おすすめの本」

今週のお題「おすすめの本」
 本当に久しぶりに「今週のお題」をテーマにして、エントリーしてみようかなと思い、キーボードを叩き始めました。
 少しばかり前から、本の紹介をする会員となり、そちらに現在読了した本および昔読んだ本に関する批評っぽいものをエントリーしてまして、昨日は休みということもあって、中・高校時代に読んだ本を思い出して、再読なんかしてそちらの方にエントリーしてます。
 で、青空文庫を訪問すると、中・高校時代に文庫本で読んだ本が、公開されているので、そちらを利用して、太宰治の作品集を再読してみました。
 当然のことではありますが、16・7歳の時の読後感と違う、というか、かつて読んで、自分の記憶に残っている内容と違っていたりとかしてます。
 それから、地元の図書館でこれも高校時代に読んだアルベルト・カミユさんの「異邦人」とか「シーシュポスの神話」を読み直しているのですが、両作品ともカミユが30歳前の時の作品だということに改めて驚いたりしてます。
 このカミユの作品は、中学校卒業後に、数人の仲間と中学校の担任の家に無事高校入学した旨のお礼と遊びを兼ねて行った時の雑談の中で、「おすすめの本」ということで紹介されたものです。
 その時に、庄司薫さんの「赤頭巾ちゃん気をつけて」も紹介されたと記憶してます。

 そういえば、中学卒業前には、なぜかわが中学校の職員室に白土三平さんの「忍者武芸帖」とか「カムイ伝」がありました。たまたま、それを見つけた私は、先ほどの担任に貸し出しを希望したところ快く了解していただき、全巻借りて読んだ記憶があります。

 カミユさんと庄司薫さんと、それ以外に紹介されたのがエーリッヒ・フロムさんの「自由からの逃走」なんていう本も紹介されて読みました。
 英語では、自由は二つあり、freedom(〜の自由)とliverty(〜への自由)があるとか、自由でありすぎると逆に拘束される方向に進んでいくとか記憶間違いがあるかもしれないけれど、そんな内容だったかな。

 
 ということで、かつて自分が中学の担任から「おすすめの本」ということで紹介を受けた作品を書いてみました。振り返ってみると、かなり偏った本を紹介されていたような気もしますが、ある程度妥当な選択かなと思ったり、結構今の自分に影響を及ぼされてます。