日本力

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日本力

日本力

 読み始めると、二人の対談に引き釣りこまれて、あっという間に読み終えていました。
 お2人の内エバレット・ブラウンさんは、この対談で始めてお名前を知った方ですが、もう一人の松岡正剛さんは、初めて著書を読んでから10年以上経ちます。
 初めて、松岡さんの著書に出会ったのは、地元の図書館の書棚にあった「情報の歴史を読む」というすこし大型の本でした。
情報の歴史を読む―世界情報文化史講義 (BOOKS IN FORM SPECIAL)

情報の歴史を読む―世界情報文化史講義 (BOOKS IN FORM SPECIAL)

 
情報の歴史―象形文字から人工知能まで (Books in form (Special))

情報の歴史―象形文字から人工知能まで (Books in form (Special))

 こちらは、「情報の歴史」の解説書なので、できれば本体を目にしたいと探したのですが、地元の図書館にはありませんでした。
 その後、単身赴任した際に、地元の吹田市立図書館で検索すると、なんと該当の本が見つかりましたので、すぐに借り出しました。
 この本は、手元に置いておいて必要なときに、必要な箇所を読むという、そんな本です。
 なので、できれば手元に置いておきたいとの欲求はあったのですが、なにぶんスペースと経済的な問題で断念しました。
 脇道にそれましたが、一番最初に手にした本に触発されて、それまでに発表されている著書を地元の図書館で検索して、読み始めました。
 その情報量の幅の広さと奥行きの深さに、とにかく凄い人だという圧倒感に押されて、読み進めましたが、如何せん今までの下地が違いすぎますから、読んでいても新しく知ることばかりで、なかなか理解できない状態でした。
 しかし、松岡さんの日本文化に対する情熱は、ひしひしと感じることは出来ました。
 というか、今まで「日本文化=古臭い・時代遅れなもの」という認識が私の中にあったのですが、それはとんでもない誤解で、実は日本文化は、今でも十分通用するものがある、とても奥深くて凄い世界なんだということを気づかせていただいた方の一人です。
 いままで、日本文化より西洋文化のほうが優れているという見方で固まっていた自分を方向転換させていただいた方です。
 10年前に、わが家にインターネットが導入された時に、松岡さんの名前で検索したところ、改めて松岡ワールドの奥行きの深さに感服した次第です。
 今回の「日本力」も、失われかけようとしている「日本文化」を取りもどすための本です。
 
 
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