日本文化の奥深さを垣間見る
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今は、おとなしく家の中に居るのが一番。
とはいっても、私の場合、この生活がもう1年近く続いているのですが。(苦笑)
まぁそれは置いておいて、最近読了したのが、松岡正剛さんの「連塾2 方法日本Ⅱ 侘び・数寄・余白」です。
これは、松岡正剛さんのライブトークを本にまとめたものです。
聴講している方々も名のある方々で、この方の人脈の広さと厚さに改めて驚きました。
「方法Ⅰ 神仏たちの秘密」の続きです。
侘び・数寄・余白 アートにひそむ負の想像力 (連塾 方法日本)
- 作者: 松岡正剛
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2009/12/24
- メディア: 単行本
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講義の中では、中村さんの実演があったようなのです。
その演奏について、松岡さんが絶賛されているのです。
となると、実際どういうものなのかと聴きたくなるのが、ミーハー的体質のある私ですから、youtybeを検索するとありました。
それが、尺八の古曲の名曲中の名曲「鶴の巣篭」だそうです。
この楽曲についての説明です。
「朝焼けの中を傷ついた二羽の鶴が飛んでまいりまして、大きな木に巣をかけます。そして卵を生んで卵を孵して雛を育てて、最後には雛が一人前になって飛び立っていく。そうすると両親の鶴は力尽きて死んでしまうというストーリーになっています。この曲は、鶴の姿を借りて大慈と大悲を伝えようとする曲であるといわれています。」
そして、この講義の中では、親鶴の鳴き声、子鶴の鳴き声、親鶴の羽ばたきの音、子鶴の羽ばたきの音の実演がのですが、そこの部分はわかりません。
クライマックスに「子別れの旋律」があって、これはジャズのオルタード・スケールというものだということです。
まだまだ、沢山の日本文化に関する情報が満載です。
そして、そういう日本文化に今まで殆ど遭遇しないできた自分が実に情けなくなってきます。
生まれ育った国の文化が、これほど豊穣だということをもっと知るべきだと思うのですが。
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