石川光陽写真展
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今日は、午後から都内で用事があったので、また久しぶりに電車に乗り込みました。
でも、前回とは違って通勤時間帯外だということで車内は低密度です。
電車の出入り口の傍のポールに寄りかかって、鞄から本を取り出して読み始めましたが、読書に集中する頃合を見計ったように出入り口が開き、割と出入りが激しくて、あまり読書に集中できませんでした。
読んでいたのは、この本です。
- 作者: 副田義也
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/08/27
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日暮里駅で乗り換えて、山手線を利用して新橋駅に到着。
前職の通勤の習慣で、今まで地下鉄経由で都内に入っていたのですが、地下鉄に乗り換えない方が、ときには運賃は安くなることに気づきました。
予定時間までには、すこし間があったので、旧新橋停車場 鉄道歴史展示室を覘いてみました。
そこでは、「石川光陽写真展」が展示されていました。
戦前の東京の町とそこに住む人の風景が、たくさん切り取られていました。
高円寺カフェー街に行きかう人たち、銀座4丁目の柳の下を歩く沢山の人たち、雪の降る浅草六区の劇場前を沢山の人が唐傘を差して歩いている人たち、中央区銀座の大通りに巡査と学生帽に学生服を着た小学生たち、千代田区霞ヶ関2丁目に雪の上に2.26事件に関連した兵隊たち、今から70年以上前の東京の風景が切り取られていました、この写真に写っている人たちで、今も生き残っている人はほとんどもういないと思う。
でも、こうやって、石川光陽さんのカメラのファインダーで覗いた世界がここにありました。
恥ずかしながら、私は今まで、石川光陽さんを知りませんでした。
- 作者: 森田写真事務所,石川光陽
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- 作者: 石川光陽
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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