小学校の校庭で
昨日は、殆ど一日中家の中に居て、TVの前に座っていた。
今日の天気は、昨日に引き続き、朝からポカポカ陽気です。
そういえば、先週の日曜日も小春日和に誘われて、坂を下って市内まで自転車で出かけたのを思い出した。
あれから、もう1週間が経つのか、傍からはきっと無為な時間を過ごしているように見えるのだろうけれども、失業者にとっても、時間が経つのは、早いものです。
まぁそれはそれとして、今日の午前中は昨日に引き続き、チーズの朝散歩に行ってきました。
日向は、ポカポカと暖かですが、日陰に入るとやっぱり12月です。
日向を歩いていても、時たま通り過ぎて行く風が冬だということを主張しています。
丸裸になってしまった公孫樹の並木道には、黄色の公孫樹の葉で覆われて、まるで黄色い絨毯のようにみえます。
その公孫樹の葉に、チーズは鼻を近づけて、マーキング場所を選んでます。
その裸の公孫樹並木の線上にところどころコンクリートの電柱が一定間隔で立っています。
そして、その電柱と電柱の間を黒い電線が、当然のことながら繋がっています。
その黒い電線は、裸の公孫樹の木の枝の間を通り抜けていきます。
あの黒い電線からは、かすかながらも電磁波が放出されていて、もしかしたら公孫樹の木にもなんらかの悪い影響を与えているのだろうかと、とりとめもないことを妄想しながら歩きました。
そして四つ角の交差点を渡ったところの信号灯の下では、住宅案内の立看板を持ったおばさんがパイプ椅子に座っています。
仕事とはいえ、日が沈むまでここに座っているのも、結構きついだろうなぁと思いながら、「生理現象が生じた時は、どうするんだろう?」「近くのコンビにかスーパーを借りるんだろうか?」とまた愚もない事を考えながら、その横を通り過ぎました。
地元の図書館から、「予約本の用意ができました」とのメールが届いていたので、ポカポカ陽気に誘われて、坂道を下って市内に出かけることにしました。
太陽はポカポカと暖かさを与えてくれるのですが、ペダルを漕ぐ度に、耳元で「ボー。ボー。」と、冷たい風が音を立ててが通り過ぎて行きます。
図書館の駐輪場に自転車を停め、館内に入り、予約した本を受け取りました。
借りたままでまだ読み終わっていない本が、机の上に山積しているため、本日は館内巡回を止めて市内をグルリと回り、私鉄の駅前の商店街にあるスーパーで昼食の食材を購入して、小学校の裏庭の校門が開いていたものですから、自転車で校庭に乗り入れたところ、すぐ校庭の中ではユニフォームを着用した小学生たちが野球の練習をしているところでした。
乗り入れたところの目の前で展開されていたのが、バッティング練習でした。
乗り入れたところの数メートル先にバッターボックスがあり、ピッチャーを担当しているのは、かなり若い女性でした。
校庭の奥の方では、ユニフォームの色が違うので、きっと別のチームだと思いますが、野球の練習をしてました。
ただ、このまま校庭の中に留まることは、すごく場違いな感じがしたものですから、すぐに入ってきた裏門から逃げるようにして走り去りました。