帰路。

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年を取ると時間の経つのが早いって言いますが、ついこの間正月だと思っていたら、もう3月に入って1週間が経とうとしています。
二進も三進もと焦っているのに、何ら対策が立たないまま、時間が過ぎてゆきます。
忙しいってことなんでしょうが、忙しいっていうのは、読んで字のごとく「心を亡くす」ってことでもあり、決していいことではないんですよね。
と書きながら、帰りの電車を待っているベンチに座ってます。
反対側のプラットフォームには、逆方向の電車が到着。
と、今度は、こちら側の電車が到着。
それに乗り込み、続きを書いてます。
特に何かがあったわけではないのですが…。
ざっと周りを見ると、携帯に打ち込みをしている若い人が、結構いますね。
中年以上の男性は、所在無げにボーッとしているか眠っている。
今乗り込んできた中年の女性は、携帯電話をパカット開いて、画面を見ているようです。
私が座っているのは、優先席ですが、周りもガラ空きなので、気を使うこともないと思ってます。
たまたま乗り込んだ入口付近の席が優先席だっただけなんです。
窓の外は真っ暗で、時々街灯が通り過ぎてゆく。
駅に近づくと、人家の明かりが見えてきました。