平日の図書館の会話

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 昨日の落ち込みから回復して、本日は地元の図書館へ予約をしておいた本が届いたとのメールが届いたので、取りに行くのと、近くにハローワークがあるので、そちらにも立ち寄る予定で自転車に乗って出かけた。
 というか仕事もせず家にゴロゴロされては、困るという家人に追い出されたといった方が、正しい。
 彼女は午後から出勤予定。
 そういうわけで外に出ました。
 昨日の曇り空とうって変わって気持ちのよい青空です。まるで当家のチーズの耳の毛のような雲が、太陽の光を浴びて流れて行きます。
 身体に当たる風は、かなり冷たいです。
 とりあえず、図書館で予約の本を借り出し、館内をグルリと見回します。
 既に、窓際の椅子には、各椅子独りが座って、読書に専念されています。
 書架を見ていて懐かしい本を見つけました。

無縁声声 新版―日本資本主義残酷史

無縁声声 新版―日本資本主義残酷史

 この本は、以前にも書きましたが、10年ほど前に単身赴任した先の図書館で出会い、私に「生きるとは」ということを改めて考えさせていただいた本でした。
 もう一度読み直してみようと借りてきました。
 それから、この図書館の最上階が学習室になっているのですが、本日借りた本を読んでみようかとその階に上がり部屋に入ったところ、すでに全席独りは座っていて、空席がなかったので止めて、外の休憩所の椅子に座って読むことにしました。
 ちょうど昼食時間帯だったため、周りに座っている方々は、手作りまたは近くのコンビに買ってきた弁当を開いて食べています。
 その食べ物の匂いと音が、読書に集中しようとしている精神を若干かき乱しはしますが、それに負けずに読書に集中です。
 その弁当を食べ終わった人が、席を開けた後に、今度は2人の中年男性が、座って話し始めました。
 読書に集中している振りをしながら、つい耳がダンボ状態になってしまい、集中力が切れそうになりました。聞いている限りでは、二人は同級生のようで、今回の市議選に別の同級生が出馬しているので、その事務所の応援に顔を出すかどうかという相談をしています。
 また、別の知人の方も出馬しているようで、「片方だけ顔を出すというわけにはいかんだろう、やっぱり両方に顔を出さないとなぁ。」と、流れ者の私としては、なんとなく複雑な気持ちです。
 こんな静かな図書館の休憩場で、話すことでもないだろうと思いながら、聞いていました。
 というよりも、聞こえてくるものは仕方ないですよね。
 
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