日曜日の公園にて

　地元の図書館に返却期日の到来した本を返却に行った帰り、ふと立ち寄った公園には、フォーマルな服装に小旗を掲げた一群の人たちが集まっていた。
　そして、公園の片隅には演台が作られて幟も立ってました。
　何の集会かと公園脇の縁石に腰掛けて、見てました。
　今回の市会議員選挙に立候補する候補者の出陣式が行われるようです。
　立候補者のかたが、マラソン姿で市内を駆けながら、住民の方と握手をして、当公園に到着。
　と同時に、４・５人のブラス演奏で出陣式が開幕です。
　まぁ、なんという凝ったパフォーマンスをするもんだと見ていると、現役の市長さんが応援演説に立ってました。そして、「若い皆さんの力で旧態依然とした議会を変えましょう。」との内容。
　その後に、立たれた男性の方の応援演説を聞いて、いろいろと改めて考えさせられました。
　その内容は言うと、まず市会議員の給与についてです。
　市会議員になれば、月５０万超、ボーナスを加えると１期４年間で４、０００万円が、市民の税金から払われるんだそうです。そして、そんな議員はいないと思いますが、議員でいる間は、議会に出席しなくても、極端なことを言えば、家の中でゴロゴロしていても、貰えんるんだそうです。
　そして、市民３万人の声を無視する議員さんで現在の市議会は構成されているだそうです。
　だけど、その市会議員を選んだのは、私たち市民なんですよね。
　ところが、市議会選挙の投票率は３４％ということだから、かなりの低レベルです。
　ということは、６６％の市民は、現在の市議会に興味がないのか信頼をしてないのかということです。
　じゃあ、自分は前回の市議会選挙の投票に行っただろうかと思い返しても、情けないことにはっきり覚えていない。行ったような気もするし、行ってない様な気もする。
　国政選挙と市長選挙には行ったけど、市議会選挙にはどうだっただろう。　
　今回は、意思表示をしようと思ってます。

　それから、この町で問題になっている、過去公立病院を建て直した方がいたらしいのですが、その方はお亡くなりになったのですが、その方が書かれた本に書かれている内容の紹介がありました。
　公立病院を黒字化するためには、医師及び看護婦の意識改革をすれば、黒字化にすることができるそうなのです。解決策が判っているのであれば、早急に手を打てばいいのにと思いましたが、それが早急に解決できないところに問題の根っこがあるんでしょうね。
　それから、その問題の病院に勤務していた看護婦さん１０人ぐらいが、問題の市立病院を辞めて、別の私立病院院に移ったのですが、仕事内容がきついのと給与が低いということで、また戻ってきたとのこと。
　しかし、そういう人を再雇用するのも、どうかと思いますけどね。
　民間企業じゃそんな人は、もう２度と雇用はしてくれないと思いますけど・・・。
　その話が、事実かどうかはわかりませんが、公然と発表されていました。
　
　市会議員になる方に聞いてみたいですよね。
　「あなたは、この町に住んでいる一部の人のためではなく、住んでいる全員に対して、具体的にどんな貢献をしますか？」と。
　

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