言葉

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白川静先生の解釈では。

「言」の語源は、

    「口」は神器を表わし、誓いを破れば針で罰を受けると神に誓うことを意味するとのことである。

また、語源辞典では、言 = 事 に通じ重い意味があるとのこと。

「言葉」は、本来慎重かつ丁重に扱わなければならないものだということを再確認した。

ところが、この言葉が、いまはあまり大切に扱われいないという論者がいる。
また、このネットのなかに、「呪い」の言葉をもちこんでいるという論者もいる。
たしかに、ブログ探検をしていると、上記論者が指摘するないように出くわすことがある。
そういう場合は、一目散に退散するようにしているが、私の悲しい性なんだろう、退散することを忘れて深みに入ってしまい、後になって後悔することが多い。

なぜなんだろうと、立ち止まって考えてみると、禁止されるとついやってしまう天邪鬼というやつなんだろう。
たしかに、昔祖母からよく注意を受けた記憶がある。
だが、そういう天邪鬼がいなくなって、みんなが右向け右になってしまうとたしかに物事をすすめやすくはなるが、一面それも怖いことである。
とくに、日本人の場合、長い歴史の中でそのように飼いならされたところがあるから、とても怖い。
どちらか、判断がつかないときは、玉虫色の言葉で一旦判断保留にするということは、かなり政治的に高度な手法なんだなと一人納得する。
で、何を書きたかったかというと、自戒を込めて、言葉を大事に使うようにしようということを書きたかったのです。

言葉には、力がある。
人を和ませることもできるし、人を怒らせることもできる。
人を傷つけることもできるし、人を勇気付け助けることもできる。
使い方次第では、凶器になる。
ゆめゆめ、おこたりなく。


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