１５０ 行政の問題点って？

昨日から、ずっと雨が降っています、しとしとと。

昨日は、僕はここの家のママと次女に連れられて、カットに行ってきた。
たしかに、毛が伸びて目を覆って前が見えない状態だったんだけれど、こんなに急に涼しくなるんだったらと、ぼやいてもしょうがないよね。
ここの家のママが、もうカットの予約しちゃってるんだもの。
でも、今日はすこし寒いから、身体を丸めて瞑想に耽ってます。

今日は、ここの家のパパは朝早くから外出した、そのあとママも次女も皆いなくなって、ただいま僕１匹です。
ときたま、瞑想から覚めて周囲に誰もいないので、淋しい声を上げてます。
でも、誰もいません。
昼過ぎに、ここの家のパパが帰ってきました。
それから、僕の頭を少しなでてくれた。
だけど、僕がまた瞑想に入っている間に、パパは２階に上がって行っちゃいました。
しかたがないので、またまた僕は瞑想に突入です。

と思ったら、パパが２階から降りてきて、暇つぶしに僕の頭を撫でながら、ぼやいてます。
朝出かけた先の話みたい。
ぼそぼそと話すから、結構聞き取りづらいだよね、これが。
まぁ、僕も暇だから。一応聞いた振りでもしとくかな。
「えっ何だって。
役所の人たちは、とにかく保守的なんだって、前例がなければ何もしないって。」
ああ、今朝出掛けたのは、この地域のＮＰＯの関係の人たちの集まりに行ってきてたんだ。
「それで、行政の人たちは、とにかく失敗は許されないんだって。
だから、新しいことには、まったく手を出さないくて、すごく保守的なんだ。
ふ〜ん、そういうもんなのか。
でも、なになに、行政の人たちへのプレゼンテーションの工夫次第では、何とかなるのか。
ヘェー、じゃ具体的にはどうするのかというと、まず実績を作ってそれを持っていくのか。
または、住民の要望・バックアップがあれば、行政は動かざるを得ないって。」
ここの家のパパのひとり言を聞いていると、面白そうなことを言ってるんだ。
だけど、ちょっと疲れるね
ここの家のパパのひとり言は、まだ続いている。
「今度は何？
雇用の話か、中高年だけじゃなくて、いまの若い人たちも就職先がないんだ。
日本の場合は、アメリカのような『キャリア・パス』という制度がないから、再就職すると振り出しに戻るって、だからアメリカの失業者と日本の失業者は待遇が違うって。」
「えっ、『キャリア・パス』ってなに。」
本当に人間世界って、色々大変だねぇ。
「それから、何々、ＮＰＯを継続させる一番の問題は、やっぱりお金だって。
これからのＮＰＯは、行政の助成金などに頼らずに、自分たちで稼がないといけないって。」

だけど、よく降る雨だなぁ、今日の夕方も散歩は中止かな？

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