思いやり。

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今日は、世間的には日曜日ですが、年中無休の我がデイサービスは、営業中です。
本日は、利用者さんの家族が、在庫がなくなったリハパンと尿取りパットをお持ちになりましたが、風邪をひいていて咳が酷いので、玄関先で退散されました。
それ以外は、特に変わった出来事はなかったです。
この普通の生活が、一番大切なんだと思います。
若い頃は、この単調さがすごく退屈な時期もありましたが、60近くになるといつもと変わらない日々が大切なんだとつくづく実感されます。

ところが、90過ぎの女性の利用者さんは、とにかく休んでいると、誰かに陰口を叩かれていると思ったり、何事も否定的に受け取ってしまわれます。
そして、40歳過ぎの独身の息子の事が気になってしょうがなくて、とにかく早く家に帰りたいの連発です。
それを聞いている回りの利用者さんから、
「40歳過ぎた一人前の大人なんだから、あんたが心配数事じゃないよ。」と、説得されます。
その説得の言葉は、彼女にとっては気に入らないみたいです。
また別の利用者さんから、
「一人前の子供の事より、あんたの体を大切にしないと、血圧が下がらず、まためまいや頭痛がするよ。」と、思いやりのある言葉をかけられるのですが、それもまたあまりお気に召さないようでしたが、
「ここに居る人は、あんたの体の事を心配してるんだよ。」と、少しばかりヨイショの言葉がけをすると、今度は少しばかりは納得されてました。

この心配されて居る息子さんたちは、日中誰もいない家に母親が一人でポツンとして過ごされる事が心配で、当デイサービスを利用されているのですが、母親は家を追い出されてしまうという不安を感覚で感じているのかもしれないです。
家族問題というものは、我が家も含めて本当にいろいろとあるものなんですね。