ロバノパン

「チーズ」と今日の夕散歩に出掛けたとき、賑やかな音楽が聞こえてきた。
音源を求めて、歩いています。
見つけました。
音源は、パンの移動販売車から発せられていました。

それで、思い出したのです。
そういえば、今から50年以上昔のことです。
あの当時住んでいた場所に、「ロバのパン屋さん」がパンを売りに来ていたことを。
つい懐かしくて、インターネットで調べると、ありました。
「ロバノパン」。
「ろばのおじさん チンカラリン。。。」
そうそう、この音楽が流れてくると、心が弾んだことを。

確かに、「ロバノパン」と言う触れ込み立ったけれど、車を牽いてたのはロバじゃなかった。
ネットに書かれている木曾馬だったような記憶がある。
それに売っていたパンも、歌詞のような「ジャムパン、ロールパン、チョコレート、アンパン」じゃなくて、「蒸しパン」だったと記憶する。

そして、疑問に思ったのが、あの時流れていた音楽は、どうやって流してたんだろうと。
ああ、蓄音機をつかってたのか。
録音テープなんて、あの時代まだ一般化されていない。
まして、カセット・テープなんて、10年経たないと市場に出てこないんだから。
蓄音機で流れていたんだと納得。
あの当時から見ると、今の音楽環境って夢みたいですね。
インターネットでちょっと調べると、あの当時手に入れにくかった音源が簡単に手に入っちゃうんですから。

そんな便利な時代になったのに、「あの曲名はなんだったんだ」と、聴きたい曲名が思い出せない。
脳科学者は、「一度目にした事・聞いた事は、かならず記憶に残っている」と言う。
ところが、その記憶を呼び出すツールが、自由に使いこなせないんだ。
それが、きっと凡人っていうことなんだろうなぁと、大きなため息一つつく今日この頃です。


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