チーズの目 62

 珍しく今日は早朝からガタガタと騒がしい音を立てている。
 まだ、4時半なのに、ここの家の次女は出かけて行っちゃった。
 
 今朝の散歩は、ここの家のママと軽くこなしてきた。
 
 今日は、ここの家の人はみんな、外出。
 なんと珍しく、ここの家のパパも朝から出かけて行ってしまった。
 だから、当然僕1匹だ。

 夕方から、ここの家のママと次女が帰って来たんだけれど、二人は今日あったことの会話をお菓子を食べながら始めちゃった。
 「ねぇ、僕の夕方の散歩は?」
 まったく、二人とも聞く耳持たずって感じだ・・・・・。
 やっと、ここの家のパパが帰ってきた。
 「ねぇ、僕の夕方の散歩に行こうよ。」という、僕の誘いの行動がわかったみたい。
 早速、出かけることになった。
 今日のエピソードは、細長いいつもの公園のことだな。
 今日の出会いは、ペキニーズのミーチャン。
 最初は、鼻のつつきあいでちょっとしたトラブルが発生したため、僕はミーチャンの傍から一端逃げたんだ。
 いつもなら、そのままお別れってことになるんだけれど・・・。
 珍しくここの家のパパが、同行者のお姉さんに社交的な態度を示すもんだから、僕もそのまま逃げ切れず、再度ミーチャンの傍に寄るってことになったんだ。
 今度は、ミーチャンのお尻に挨拶をしたんだ。
 そしたら、僕の挨拶に嫌がらずに居てくれたものだから、なんとかお友達になれたかな?