105 久しぶりの青空

今朝は、8時前にここの家のパパは、起きるとすぐに出掛けちゃった。
それから、ここの家のママと次女も、午前中に出掛けた。
今日は、僕1匹だ。

夕方、顔中に汗を吹き出して、ここの家のパパが帰って来た。
僕は、すぐにでも夕散歩に出たいんだ。
けれど、ここの家のパパは、上半身裸になって、汗を拭って、冷たい水を冷蔵庫から出して、ゴクゴクと飲んで、なかなか出かけようとしない。
それが終わると、PCの前でカタカタ打っている。
やっと、終わったみたい。
さぁ、夕散歩に行こう。


「うわぁ、今朝と違って、青空だ。
こんなに外は、眩しかったんだ。」
いつものコースを歩き始めた、やっぱり曇り空より青空の方が気持ちいい。
僕は、街路樹の日陰を伝い歩きをしながら、その下の草叢に鼻を突っ込んで匂い捜し。
日陰から出ると、夕方の西日の暑さは、結構こたえるね。

で、散歩の途中で、僕は立ち止まり、だらしなく口を空けて荒い息遣いをする。
そして、チラッと上目遣いで、ここの家のパパを見上げる。
「なんだよ、チーズ。」って、ここの家のパパが僕に問い掛ける。
「わかってるくせに。」って、僕は物欲しげな目をして、見上げる。
「なんだよう。」と言って、ここの家のパパは、僕を抱き上げて歩き始めた。
ゆらりゆらりと僕は、ここの家のパパの腕の中で揺られている。

このまま、家まで連れて帰ってくれればいいのに。
きっと、途中でまたおろされるんだろうなぁ。



にほんブログ村に参加中。
気が向いたらで結構ですが、ご協力を。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ