チーズの目 47
今朝は、ここの家のママと散歩に行ってきた。
地域社会に対する女性のパワーっていうのは、やっぱりすごいと改めて感じたんだ。
だって、ここの家のパパと散歩に行く時とママと行く時では、立ち話の時間が全然違うんだもん。
決して、女性批判じゃないから。
誤解されると困るんだけれど・・・。
なんていえばいいんだろう。
男性の場合って、ほとんどが家と会社との往復で、ほとんど家には居ない。
家に居ても、近所付きあいしなくても、なんとか毎日が過ごせてしまう。
女性の場合、子どもが居ればなおさらの事なんだけれど、公園デビュー、幼稚園、小学校と近所づきあいの根っこが張り巡らされていくから、もう男性と経験が違うって思うんだ。
あくまでも、ここの家のことを言っているんで、よその家のことは、わからないよ。
(女性は、そんなステレオタイプで決め付けられるもんじゃないって、言われそうなんで。)
ああ、その地域社会とあまりつながりのないここの家のパパは、午前中から今日も外出。
最近出歩いてばかりで、どこに行っているのやら・・・。
帰ってきたら、どこへ行ったのか聞いてみよう。
そういうわけで、僕はいつもの指定席で、瞑想に入ろうかな。
そうそう、ここの家のパパからの受け売りの話があったんで、書いておこう。
ここの家のパパが、某男性とたまたま共通の話題としてペットの話が出てきた時の話
某男性(某)「いやぁ。犬を飼っているんですか。」
ここの家のパパ(KP)「ええ、まぁ。」
某「私も小さい時から、傍にいつも犬が居ましたね。割と大きな室外犬ね。
田舎が、北海道だから、土地はあるんですよ。
それに、室内犬は、昼間誰もいなくなるから、室内に閉じ込められて可愛そうじゃないですか。」
KP「まぁ、そうですよね。」
某「でもねぇ、私の結婚は失敗でしたね。」
KP「はぁ、またどうしてなんですか。」
某「いやぁ、結婚する時に、相手に動物、特に犬が好きかなんて聞かないじゃないですか。
それに若い時は、動物を飼う余裕なんてないじゃないですか。
子どもの教育費に掛ったり、マンションじゃ飼えないしねぇ。
それで、やっと庭付きの1軒屋を郊外に買ったんですよ。
まぁ、庭はそれほど広くはないんですけど、犬を飼うぐらいのひろさはあるんです。
前々から飼いたかった犬を飼おうと、子どもたちも賛成してくれたんですがね、ところが、肝腎の女房が絶対反対だって承知してくれないんですよ。
子どもの時に、犬に噛まれて大怪我をしたことがあったんですよ。
それ以降、トラウマになっちゃって、傍に寄ってくるだけでも、絶対いやだって。」
KP「それは、お気の毒というか残念ですね。」
某「それで、子どもたちと相談して、ママが死んだら犬を飼おうって。」
KP「えっ。」
某「いえいえ、ブラックジョークですから。」
KP「はぁ。」
某「それで、犬は何を買っ飼ってるんですか。」
KP「ええ、マルチーズです。」
某「室内犬の?」
KP「ええ。」