「はだしのゲン」の記憶
Twitterで「はだしのゲン」が取り上げられていて、それに反応していたのだが、これまで全編読んでないって、気づいた。
小学生時代までは週刊マンガを読んでいたけれど、中学生になってからは、週刊マンガは、読んでない。まして、高校時代は、フォークソングに没頭していた。
学生時代の時に、寮生が、週刊マンガを買ってきていたから、目にしたとすればその頃だけれど、あの当時は、「ガキデカ」とか「亀有署」「マカロニ荘」とかは、覚えているけれど、「はだしのゲン」は、見てない気がする。
ウイキペディアで調べたところ、本作品が連載されていた時期は、丁度高校から浪人時代で、学生時代にも、出会っていない。
でも、「はだしのゲン」について情報があるっていうのは、漫画とは、違う媒体で得たんだろう。じゃあいつ頃なんだろうと、思いだして見るけれど、はっきりと思い出せない。
ただ、この漫画は、本書を手にするまでに見た記憶がある。
今回全編目を通してみようと読み始めた。
結構暴力的なシーンが頻繁に出てくるのには、いささか驚いている。
それとかなり下品な言葉遣いにも、ただあの時代だったら、一般に使われていた言葉だと思う。
それと、自分の子供ころを思い出していて、近所の友人とか同級生と取っ組み合いの喧嘩した記憶が、思い出されてきた。
中学校の野球部の時は、シゴキだと言って、上級生から部室で「ケツバット」とか「セミ」とか、やらされた記憶がある。
あと、バットを挟んで正座し、そのバットを上級生から踏まれるって、こともあった。
ふと、あの時の「あのシゴキ」って、伝統的なものだったのか、当時流行っていた映画の兵隊物に出てくるシゴキを真似していたのか、今となっては、よくわからないけれど、当時は、こんな上級生にはならないって、思ったものだ。
あれが、権威嫌いになった要因かもしれないなぁ。
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