東京タワーの思い出。

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関東に住んでいるのに、初めて家族全員で東京タワーに来た。
とは言っても、東京タワー見物ではなくて、姪の結婚式場が東京タワーの目の前だったからだ。
それで、結婚式が終わった後、東京タワーの展望場に行くということになったのだが、前回の姪の結婚式に引き続き、なんだか飲みすぎたようで、と言ってもビールをコップに2杯と赤ワインを1杯半ぐらいなのだ。

しかし、ほとんどアルコール摂取していない生活を送っているので、アルコールの免疫力がすっかり衰えてしまったようだ。
いや、もともとアルコールには弱い体質だった。
それにしても、飲んだ後に、視界が白光色に襲われて、白っぽく見え、左腕が引きちぎられそうに痛むのは、何かの症状なんだろうかと、自分の体の事ながら心配だ。
そういう体調だったので、他の家族が展望台から帰ってくるまで、東京タワーの下の椅子に座って待つことにした。

スカイツリーに高さの地位は譲ったにしても、東京タワーには、人が集まってくるようだ。
観光バスガイドの掲げる旗に、ついて行く観光客。
外見からはどこの人かわからない白い肌の人、黒い肌の人、実にたくさんの人が、私の前を通り過ぎてゆく。
私が座っている椅子の隣に、来塔記念撮影という看板と東京タワーをしたから写したパネルが設置されている。
そこでは、何組かの家族、友人が、写真撮影を行っている。
通常のカメラの人もいるが、大半は携帯電話で撮影している。
写真撮影している間は、撮影者と被撮影者との間を通り抜けて行かずに、撮影者の後ろを歩いていく。
それは、日本人だけでなく、他の国の人も同じように行動する。

私にとっての東京タワーの思い出は、一番最初は、きっと万博の年に、家族全員で、母の友人宅に泊まって、万博見物をして、それから母の姉がいる東京に来た時かなと思うのだが、記憶にないのだ。
はっきりと覚えているのは、高校の時の修学旅行で、学友たちと来たことは印象にある。
しかし、それはここが自由行動後の集合場所だったのかもしれないが、ここの蝋人形館に行った覚えがあり。
ビートルズが展示されていたと記憶している。

東京に住むようになってからは、東京タワーは、遠くから眺めるだけになった。
大学四年の時に、この近く(狸穴辺り)に友人が下宿していたので、たまに泊まりに来た時、その下宿の窓から見える東京タワーの大きさに驚いた記憶がある。
夏の夜になると上がった、かつて神宮前にあった学生寮の屋上から、夜空の星を見ることは、できたけれど、東京タワーが見えたかどうかの記憶がない。

当時は、サザンオールスターズのCDのタイトルの「キラーストリート」なんて、洒落た名前は付いていなかったけれど、そのストリート沿いにピザ屋さんがあった。
夜中になると、腹を空かせた私たちが夜食を食べに何度か行ったことがある。
その時、偶然今は亡き当時は中村勘九郎さんと、当時有名なアイドルさん(名前は忘れた)が、仲良くピザを食べていたと記憶している。
青山通りのスーパマーケットには、今は亡きかまやつひろしさんが買い物していた。
薬師丸ひろ子さんも近くに住んでいたのか、アルバイトしていたコンビニのパートさんから、「たまに週刊誌のマンガ本を買っていくのよ。」と言われたことがあったが、当人とあった記憶がない。

キディランドには、当時のアイドルが、よく買い物に来ていたようで、寮の友人から、「今日は、〇〇にあった。」「今日は✖✖にあった。」との報告があった。

青山墓地を抜けて乃木坂トンネルに向かう途中から見る東京タワーも、なかなか見応えがあった。