［随感日記］瀬戸内の夕焼け。

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利用体験の利用者さんを自宅に送って、事務所に到着。
事務仕事を片付けて、事務所を出る。
空を見上げると半月に近い三日月が煌々と秋の夜空にポッカリと浮いています。
iPadで写そうかなと画面を見ると目で見る風景と違って、真っ暗なので止めにしました。
そうやって考えると、人間の視力っていうのは、すごいもんだなぁと人間として生まれたことを感慨にふけっています。
田舎に帰ってから、早いもので1週間が経ちます。
当施設の利用者さんと両親がダブってしまい、今頃どうしているのかと、思ったりしてます。
同年代の人たちなんで、余計に想いがダブルのでしょう。
田舎っていうことで、今回唯一写した風景は瀬戸内海の夕焼けです。

その昔、高校時代の時夕方になると自転車を漕いで近くの海の見える丘まで行き、夕陽が瀬戸内に沈んでゆく風景を見たものでした。
あの時の場所とは違いますから多少異なるとは思いますが、あの時に見た風景に出会ったような気になりました。
ただ、残念なことに、あの時の自分の気持ちが思い出せませんでした。
懐かしいって気持ちは、起こりましたが…。
ほぼ40年ぶりに見た故郷の夕焼けがこんなに美しいものだったんだって、
あの時はそんなことを感じなかったけれど…。