手続き記憶。

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以前当施設を利用していた利用者さんが、他の施設に転所されて、その施設では空噛み等により、食事が進まないということで、胃瘻を勧められたのですが、ご本人もご家族も胃瘻の創設には反対との理由で、また当所を利用されることになりました。
当時の利用者さんは、他の利用者さんに暴力を振るうということで、当社の別の施設に移られ、その後きちんとした施設に移られたとのことでした。
当所に来所された当時は、前の施設の申し送り通りの対応をしていたのですが、利用者さんの行動をよく見ると、確かに一人で食べられる時は、非常に時間がかかり、食事解除の際も、黙ったままで介助者の手を払う問い状態でした。
でも、その利用者さんに声掛けすれば、こちらの言い分はよく理解され、食事介助もスムーズにできるようになると、食事も来所当時は、食事の度に2・3時間掛かっていましたが。今は他の利用者さんより少しは時間がかかりますが、大幅にスピードアップしました。
特に、スプーンから箸に切り変えてからは、俄然とスピードアップしました。
箸より、スプーンの方が使いやすいって思ってましたが、やっぱり、日本人は、箸を長く使っていた習慣があり、それは手続き記憶として身体が覚えているのでしょう。